徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

寿司

2005-11-11 17:33:48 | 料理
街に日本料理レストランがあるので、行ってみた。日本企業の駐在員が日本から来る出張者を連れて行くのによく使うところ、と聞いていたので、お値段が心配だったけれど。なぜ日本からの出張者を日本料理でもてなすのでしょう・・・?

そのお店は大繁盛。予約をしなかったので、タイミングが悪ければ入れないところだった。テーブル席とお座敷があるこぎれいなレストランだった。お茶のサービスはなかったけれど、おしぼりのサービスはあった!ちょっと感激。

お店の人は全員日本人のようだった。お客さんは日本人が大半。ドイツ人は2組見ただけだった。

注文したものは、お寿司と、揚げ出し豆腐、秋刀魚の塩焼き。さすがに1年もお寿司を食べていなかったので、隣で食べている人を見たらものすごく食べたくなり注文。秋刀魚はイマイチ脂ののりがよくなかったけれど、でもおいしかった。

お寿司も揚げだし豆腐もなかなかおいしかった。面白かったのは、お寿司はすべてわさび抜き。日本人がお客の大半、といってもドイツ人が来ないわけではないので、抜いているのでしょう。もちろん、わさびは添えられているので、自分で好きなだけつけられるのでいいのですが、このわさび、私は甘く見て、ちょっと多めにぬって食べたら、涙が出た・・・

お会計方法は日本と同じで出入り口の近くで支払い。おかげでチップのことまで頭が回らなかった。なくてもいいのかなぁ?

クリスマスがやってくる

2005-11-11 02:32:06 | Weblog
久々に街へ行ったらクリスマスに向けて木が植えられ、ちょっとしたイルミネーションがされていた。広場には一足早くグリューワインとソーセージ、チョコレートなどを売るスタンドが5件ほど建っていた。本格的なクリスマスマーケットは今月末から。

さらに、スケートリンク。小さい小さいスケートリンクだけれど、大人も子どもも滑れる。去年、フランスのストラスブールに行ったときもスケートリンクを見たので、きっと、そこそこ大きい都市だとクリスマスマーケットの時期にスケートリンクが出没するのだと思う。

グリューワインは赤ワインを温めて、スパイスや砂糖を加えたもので、口当たりが良く、普段お酒をまったく受け付けない私でも少しだけ飲める。スタンドによって味が違うので、飲み比べてみるのも面白いかも。

飲みやすいスタンドもあれば、飲みにくいスタンドもある。今年初のグリューワインはあたりだった。おいしかった。100mlもあれば十分かな、と思ったけれど、1カップ(200ml)飲み切れてしまった。

グリューワインを飲むとき、カップのデポジットも払うので、気に入ったカップだったら持って帰ってきてもOK。私は去年の冬はあちこち行って、結局5つくらい集めた。日本にもって帰るときどうしよう、と思ったけれど、「ま、お土産だし」と思って気に入ったものを集めた。長靴の形をしたカップとか。

大きい都市だと、カップに都市の名前と年が書かれている。私が住んでいる街で去年、ステキな素焼きのカップを発見したので、今年はそれだけ持って帰ろう(2005年版)と思っている。それはやはり原価がかかっているようで、他のカップのデポジットよりもかなり高かった・・・でも欲しい。

服のサイズ

2005-11-10 17:24:57 | Weblog
試験後、時間ができたので日本人の男の子と一緒にデパートで服を探した。彼はとても痩せていて、見るからに寒そうな感じなので、セーターを主に見た。日本のMサイズがドイツでSサイズくらい。

彼のサイズはどう考えてもドイツではS。Sでも大きいのでは?という気もする。服のコーナーを見てびっくり。

XXXLはたくさんあるのにSが少ない

これは・・・デザインから入るより、サイズから探さないといけないのかも。しかも、そのSサイズですら、彼にとっては身幅というのでしょうか、横幅が異様に大きい。

女性物も同じ。私のサイズは日本ではごくごく標準サイズで、どのお店にもサイズがある。なのに、ドイツでは探すのが大変。やはりサイズから入るしかない。このことも、ドイツで服を買わない一因。子供用コーナーに行ったほうが早く見つかるかも、とさえ思う。

興味本位で紳士物のXXXLのセーターを広げてみた。彼が

僕たち、2人入っちゃいますね

と言った。ちょっとがんばれば(?)入ると思う・・・そういうサイズが普通のデパートにおいてあることに驚いた。

試験終了

2005-11-09 23:47:09 | 勉強
今学期最初の試験が無事終了。今回の講義は受け取った配布物はそんなに多くなかったので油断していたら、最後になってあせった。1枚のスライドで10分くらい説明をしたときもあったので、内容はかなり多くなっていた。先生がサンプル問題をくれたので、それに目を通したら、なんと100問近くあった。

そして、出題されるのはたった4問。100問解いたからといって、確実にそこから出題する、とは言われていないし・・・でも、やらないとまた追試。と思い、最後の追い込みでとりあえず全部の問題に目を通した。

実際に出題されたのは、それほど込み入った問題ではなかった。やはり、入学したての人が多く受ける授業なので、少し配慮がされているのかな、と思った。

私は4問のうち、1問は出題の意図すら汲み取れず、自分の知識と意見を書いたので、まずいかも。でも、そのほかの3つはそこそこできたような気がするので、追試の心配はしないことにした。

とりあえず、今日は街に遊びに行ってリフレッシュ。また明日から別の講義が始まる・・・

試験前のため

2005-11-08 08:46:29 | 勉強
お休みです。試験は水曜午後です。

「開発」の講義を取ったのですが、思いがけず「経済」で、経済苦手な私はいっぱいいっぱいです。

サンプル問題をもらったのですが、全部で100問あり、実際に出題されるのはそこから(?)4問のみ・・・

知識があれば、アイディアだけ頭に入れて、試験のときに問題を見ながら考える、ということが可能ですが、私には無理なので、1から勉強中です。よって、かなり時間が足りません。また落としてしまうのか、私??

滞在許可延長

2005-11-07 20:46:51 | Weblog
無事、滞在許可を延長できた。別に悪いことはしていないし、必要な書類は全部そろえたから、少なくとも来年の9月一杯まではもらえるだろうと思っていた。

ただ、修論が終わるタイミングにもよるけれど、9月末だと帰国とか忙しくて気ぜわしいかな、と思っていたので、できたら丸々1年欲しいな、と思っていた。

が、よくよく考えてみると、保険は来年の10月半ばまで、部屋は9月(持っている契約自体は来年3月!)までだし、クラスメートの多くは9月30日までの滞在許可だったので、私も9月までかな、と思っていた。

受け取ってみると来年の11月6日まで。ほっ。ちょうど1年。できたら来年9月までには修論を終わらせ、帰国をしたいと考えているから、あまり意味のないものかもしれないけれど、気分的にゆとりができる分違うような気がする。

やっぱり役所の皆さん、なかなか英語を話さない。インフォメーションで「この部屋は何階にあるのか」と聞いたときの返事もドイツ語だった。しかも知らない単語・・・気を取り直して知っている単語で聞き返した。そうしたらインフォメーションの人、英語で返してくれた♪
窓口では、私もドイツ語で話そうとしたけれど、ついつい英語が出てきてしまってもいやな顔せず、(ドイツ語で)対応してくれたので良かった。

ピザタンデム

2005-11-06 18:34:07 | タンデム
日本人の友達2人がタンデムパートナーを探している。同じ寮に日本語に興味のある女の子がいるから声をかけてみたけれど、「時間がない」ということで断られた。

私が次に思いつくのは私のタンデムくんの友達(日本に興味のある友達がいるのかは不明)。日本人の友達は、私がそれほどまじめにドイツ語の勉強をしていないのを知っているから、「あおのタンデムくんでもいいよ」と言っていた。

タンデムくんにメールを書いたところ、「みんなで会ってピザを作ろうよ」ということになった。日本人の友達1人は先約があって来られなかったけれど、タンデムくん、タンデムくんのルームメート、日本人の男の子、私、でピザを作った。

前日にタンデムくんとメールでやり取りしていたとき、私は一瞬、「ドイツ人2人とタンデムパートナーを探している日本人。つまり、明日はドイツ語で会話か??」と不安になった。かといって日本人の男の子がドイツ語を話すのを邪魔するのはナンセンス。でも、私だけ会話に入れないのはつまらない。

書くべきか迷ったけれど、やっぱり書いた。「ドイツ語が分からない私のことを忘れないで」と。「ドイツ語の勉強しないからだよ」と返ってくるかな、と心配したけれど、「分からないところがあったら僕が日本語に訳すよ」と返ってきた。思いがけず優しい言葉でちょっと感動。

結局昨日は英語がメインで、時々ドイツ語と日本語だった。やはり、「勉強」というよりも「楽しい」「コミュニケーションしたい」となると、みんな、英語が出てきてしまうようだった。

さて、ピザ。小麦粉から生地を練り、醗酵させ、薄~く薄~く伸ばしてトッピング。トッピングはパプリカ、玉ねぎ、ハム、パイナップル、モッツァレラなどなど。生地にクミンを入れたけれど、これが当たりで、すごくおいしかった。食べながら焼き、食べても食べても焼きたてのピザを食べられた。

作りながらダーツをした。301から徐々に点数を減らし、最終的に0ぴったりで勝ち、というもので、コントロールの悪い私が3戦のうち2勝。笑いが止まらなかった。私はすごく満足したけれど、他の人は不満だらけ。

楽しい数時間だった。こうして楽しい時間を過ごすと、私はドイツ語を勉強する気になる。試験が終わったらまた少しずつ始めよう。

just say "hi"

2005-11-05 20:06:58 | Weblog
私はあまり電話は好きではないので、日本にいたときも、たいていはメールで済まし、本当に切羽詰っているときくらいしか電話は使わなかった(母との電話は別)。

しかし、ドイツに来て、何人かの友達は「ここのところ会っていないし」といって電話をくれる。だからと言って「じゃあ会おう」ということにはならず、

元気?今日は何したの?授業はどう?じゃあね

という感じで電話は終わる。長電話は決してしない。最近部屋にやっと電話がついたので、電話がついている寮に住んでいる人とは内線で会話ができ、便利。でも、長くて3分くらい。

日本にいたときは電話を切るタイミングが分からず、だらだらと会話をしてしまうことが多かった。母となら「もう切るよ」って言えるけど、友達だとなかなかいえなかったりした。だから好きじゃなかったのかなぁ。

この「しばらく会っていないから」くれる電話、ちょっとうれしかったりもする。私はメールよりもうれしい気がする。これからは私もしてみようかな。日本に持ち帰りたいものの1つになった。

原材料チェック

2005-11-04 17:43:14 | Weblog
授業の合間、クラスメートとクッキーを食べながら談笑していた。そうしたら、ある男の子が、ドイツ人の女の子に、「この原材料、何?」と聞いていた。

彼はムスリム。

動物由来のもの、入っていないよね?

と聞いていた。聞かれた女の子は一生懸命パッケージをチェックしていた。「入ってなさそうよ。油は植物性のものだし」と彼女。「あぁ、良かった。これ、おいしいし、動物由来のものが入っていないなんて最高だよ」と彼。それを見ていた私、突っ込まずに入られませんでした。

食べる前に原材料はチェックすべきだよ

そう。彼はチェックする前に散々「おいしい」と言ってパクパク食べていた。あまり厳格なムスリムではないのかしら。でもそれなら原材料のチェックはしなくて良いのに・・・万が一、動物性の原材料が使われていたらどうしたのかしら?


日本の大学でムスリムの人が何人かいた。そのうちの1人はとても厳格なムスリムで、自分の食べられないものが一緒に調理されているお皿には手をつけなかったし、お酒もまったく飲まなかった。

かと思えば、別のムスリムの人は「日本では神は見ていない」と言って、豚肉も平気で食べ、ビールも飲んだりしていた。

信仰心は人それぞれ、ってところですね。

大掃除

2005-11-03 04:23:26 | Weblog
寮の大掃除は年に2回。10月と4月。今回で3回目だけれど、回を重ねるごとに早く終わっている。しかも、今回は棚も、換気扇も掃除してない!!!去年の大掃除ではついでにシャワー、トイレの掃除もしたけれど、今回はなし。

21人で住んでいて、キッチンは2つ。しないといけないリストの項目が21個あり、個数的には1人1つ。選んだらチェックをする方式。楽なものから大変なものまでさまざま。

私は水周りを選んでみた。レンジ部分と壁とシンク。1時間くらいで終わり、リストを見てみるとまだチェックされていない項目が。誰よ?来ていないのは??と思い、2つめを選ぶ。今度は冷蔵庫。人のものを触るのはあまり好きじゃないなぁ、と思ったけれど仕方ない。案の定、

これはドライトマトか??

という物体が3つも出てきた。もちろん、ドライトマトではなく、ただ単に古くなったトマト。即ゴミ箱行き。あとは、私の高野豆腐、なくなっちゃった、と思っていたらなぜか冷凍庫から発見。硬いから冷凍庫に入れられちゃったのかしら?

冷蔵庫をきれいにしていて気がついた。私が水周りを掃除しているときにゴミ箱の掃除をしていた男の子、どこにいったんだろう?もしかして、1人1個終わったから引き上げたとか??

冷蔵庫の掃除、結局1時間弱かかった。その間、ほとんど誰もキッチンに出入りしなかった。

きっと、1人1個だったんだな。結局2つやった私が一番最後。まぁ、1年に2回だからいいか。しかも、冷蔵庫の掃除は立ったり座ったりしていたらちょっと腿にぴきぴきときた。ジムに行かなかったけれど、そこそこの運動になった(と前向きに考えることにする)。