徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

ピザタンデム

2005-11-06 18:34:07 | タンデム
日本人の友達2人がタンデムパートナーを探している。同じ寮に日本語に興味のある女の子がいるから声をかけてみたけれど、「時間がない」ということで断られた。

私が次に思いつくのは私のタンデムくんの友達(日本に興味のある友達がいるのかは不明)。日本人の友達は、私がそれほどまじめにドイツ語の勉強をしていないのを知っているから、「あおのタンデムくんでもいいよ」と言っていた。

タンデムくんにメールを書いたところ、「みんなで会ってピザを作ろうよ」ということになった。日本人の友達1人は先約があって来られなかったけれど、タンデムくん、タンデムくんのルームメート、日本人の男の子、私、でピザを作った。

前日にタンデムくんとメールでやり取りしていたとき、私は一瞬、「ドイツ人2人とタンデムパートナーを探している日本人。つまり、明日はドイツ語で会話か??」と不安になった。かといって日本人の男の子がドイツ語を話すのを邪魔するのはナンセンス。でも、私だけ会話に入れないのはつまらない。

書くべきか迷ったけれど、やっぱり書いた。「ドイツ語が分からない私のことを忘れないで」と。「ドイツ語の勉強しないからだよ」と返ってくるかな、と心配したけれど、「分からないところがあったら僕が日本語に訳すよ」と返ってきた。思いがけず優しい言葉でちょっと感動。

結局昨日は英語がメインで、時々ドイツ語と日本語だった。やはり、「勉強」というよりも「楽しい」「コミュニケーションしたい」となると、みんな、英語が出てきてしまうようだった。

さて、ピザ。小麦粉から生地を練り、醗酵させ、薄~く薄~く伸ばしてトッピング。トッピングはパプリカ、玉ねぎ、ハム、パイナップル、モッツァレラなどなど。生地にクミンを入れたけれど、これが当たりで、すごくおいしかった。食べながら焼き、食べても食べても焼きたてのピザを食べられた。

作りながらダーツをした。301から徐々に点数を減らし、最終的に0ぴったりで勝ち、というもので、コントロールの悪い私が3戦のうち2勝。笑いが止まらなかった。私はすごく満足したけれど、他の人は不満だらけ。

楽しい数時間だった。こうして楽しい時間を過ごすと、私はドイツ語を勉強する気になる。試験が終わったらまた少しずつ始めよう。
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