徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

日本の気配り、ドイツの気配り

2005-11-17 03:21:59 | Weblog
先日大学芋を作ったとき、たれは日本から送ってもらったものなので、当然日本の商品。一方、シュトレンの材料はドイツで買ったもの。

大学いものたれを開けるとき、当然はさみは不要で、手で簡単に、しかもきれいに開けられる。ドイツで買った例えば袋入りのアーモンド。開け口にははさみの絵。あらら。

普段から「不便だな」とは思っていたけれど、日本の商品と比べることで「全然違う」と再認識。どこまでも消費者に優しい日本。多分、日本でよく用いられている「マジックカット」だと、新しい機械の投入が必要で、まだ使える機械を入れ替える、という発想がドイツの企業にはないし、消費者も、「はさみで開けられるんだからいいんじゃない」と考えているのだと思う。というか、「マジックカット」の存在を知らなければ需要もないですね。

日本ではその設備投資のお金が商品に反映されているとしたら。むむむ。ドイツの企業のほうが消費者に対して気配りをしているってことか?←そういうわけではないですね

ドイツの食品に対する付加価値税は7%。30セント上がると約2セントの税金上昇。やはり価格上昇はイヤかも・・・多少不便でも我慢しようかな。
コメント
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