徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

ドイツの習慣

2005-10-21 19:16:28 | Weblog
<その1>
講義が終わったとき、手をグーにして机をコンコンコンとたたく。拍手のようなものかしら?でも、日本では教授が講義を終えたとき、拍手などはなかったけれど。

もちろん、ドイツにも拍手はある。教授がゲストスピーカーを紹介するときに「大きな拍手を」という。で、そのゲストスピーカーが講義を終了すると机をコンコンコンとたたく。きっと、講義の後にしか使わないのでしょうね。

これは、私たち学生がセミナーやプレゼンをするときも同様。発表を終えるとクラスメートがコンコンコンをしてくれる。なんとなくうれしかったりする。

<その2>
例えば、講義が朝8時から12時まであるとする。が、8時から始まることはめったにない。ドイツの大学の慣習で、8:15から始まる。

以前、9時から講義が始まる、というので5分前に行ったけれどももちろん誰もいず、9:10くらいに教授が来て、

ドイツではねぇ、たいてい15分から始まるんだよ

と教えてくれた。でも、やはり15分から始まる、と確証がない限り8時や9時に行ってしまう。たまに8時から始まる講義もあったし。

今は午後の授業だけ。枠としては1時から5時まで押さえてあるけれども、実際は1時半から5時。講義によっては1時から4時半。で、途中30分の休憩。休憩はもう少し短くても良いような気がするけれど。それよりは早く終了して欲しい。特に冬は昼間が短いから。

「ところ変われば・・・」でちょっとした違いがあるのね、と思った。