退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「古書で人をたどる歴史と『便利さ』がもたらすものあるいは『不便』に慣れること」について

2018-11-03 02:41:29 | Weblog
快晴。日本晴れ。

「伊沢蘭軒」を読み進める。

ようやく「長崎ヘの旅」が終わる。
今は菅茶山の送った手紙の返事が蘭軒から来ないという辺り。

その「理由」は明日明らかになるのだろうか。
とりあえず読了予定。

深夜「クローズアップ現代+」でプラスチックごみ問題を扱った回を観る。

マイクロプラスチックは魚やクジラ、カメなど海の生きものたちだけでなく
川の上流や下流さらには人体からも発見された模様。

ストローやレジ袋の削減が目立つもののプラスチック製品はさまざまに。
さらには「リサイクルの難しさ」もあるとのこと。

中国が去年プラスチックごみの引き取りを拒否したことも手伝って。
国内の焼却施設も数が多くなく処理しきれない模様(物流コストの問題も)。

リサイクルのシステムをできるだけ早く作る一方で
プラスチックそのものの消費を減らすというのが今のところの「答え」か。

「生分解性プラスチック」というのもあるが「万能」ではなく。
「プラスチックを引き寄せる特殊な磁石」はできないのだろうかと「素人考え」など。

それにしても番組内容が薄いこと夥しい。
「わかりやすさ」ばかり求められても仕方がないだろう。

BBC並みに「難しい内容」を盛り込むのはダメなのか。
「視聴率」を民放ほど意識せずにすむのだから「深い情報」を是非と思うのみ。

「軽くて加工しやすくて丈夫」だという「利点」が
むしろわれわれを含む「生きものたち」を脅かす存在になっているのが何とも皮肉。

「発展途上」の国では常に「環境」より「利益」が優先されるのは場所を問わず。
わが国の過去を振り返れば「足尾鉱毒事件」から「四大公害病」まで。

「一定の豊かさ」を手に入れないと省みられないのが「環境問題」。
ならばどの国もさっさと「豊か」にならないとどうにも。

ここでも「最低限」が浮かび上がる仕組み。
「不便さに慣れる生活の在り様」についてたまには考えてみたいものではある。
コメント
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