くもりときどき雨。夜になって風が吹く。
ベネディクト・アンダーソン「定本 想像の共同体」読了。
「均質な空間」というものが当たり前になると
たとえば地図上で空白になっている地域を何かで埋めることになる。
「~人」という分類がたとえ植民地を支配するための便宜であっても
それがいつのまにか「力」を持って現実になり始める。
自分の起源が曖昧なことを知る「国家」は
自分の正統性を「物語」という形で証明しようとする。
いたずらにアイデンティテイとやらを求めるあたりは
その脆弱さにおいて「個人」と似ている。
「ゆるぎないもの」を求めるのはとっくに死んだはずの「神」を求めるのと同じこと。
自分の身体の細胞が絶えず死んでは生まれ変わる「事実」を生きよう。
ベネディクト・アンダーソン「定本 想像の共同体」読了。
「均質な空間」というものが当たり前になると
たとえば地図上で空白になっている地域を何かで埋めることになる。
「~人」という分類がたとえ植民地を支配するための便宜であっても
それがいつのまにか「力」を持って現実になり始める。
自分の起源が曖昧なことを知る「国家」は
自分の正統性を「物語」という形で証明しようとする。
いたずらにアイデンティテイとやらを求めるあたりは
その脆弱さにおいて「個人」と似ている。
「ゆるぎないもの」を求めるのはとっくに死んだはずの「神」を求めるのと同じこと。
自分の身体の細胞が絶えず死んでは生まれ変わる「事実」を生きよう。
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