退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「美しい鳥たちと羽根あるいはあまり感じるところのない映画のシリーズ」について

2022-04-15 02:27:45 | Weblog
くもりときどき雨。深夜にも降る。

藤井幹著・松橋利光写真・かわしまはるこイラスト。
「世界の美しき鳥の羽根 鳥たちが成し遂げてきた進化が見える」を見て読む。

「羽根好き」がいることを初めて知る。
確かに鳥たちも羽根たちも美しいことを確認。

どうしてこんなにメタリックな色が出るのだろう。
途方もない時間のなせる業よ。

基本はオスによるメスへのアピールだとして。
そもそもそれが「魅力的に見えること」をオスはどうして知ったのか。

「同じ種」だけに「わかってしまう」のだとして。
それがこうした「美しさ」を生み出すのが素敵。

しばしその色に染まりたいという欲求など。
いや、やはり見ているだけの方がよさそう。

松尾昭典「命知らずのあいつ」(’67)を観る。

美津子の広瀬みさ、明美の浜川智子に魅力を感じず。
このシリーズでお馴染みの東京ぼん太と新山ノリロー・トリローも同様に。

藤竜也をもっと活かしてもらいたかったところ。
「悪玉」の江見俊太郎は今ひとつ「迫力」がなく。

高品格、木島一郎、木浦祐三に青木富夫ら。
山田禅二の「オヤジぶり」と野呂圭介の「扮装」はどうにか。

本作はアキラの耳が聞こえなくなるのがポイント。
そんな彼に正々堂々と勝負を挑むのが内田良平で。

「唖」とか「ツンボ」だとか「放送禁止用語」が当時は「無問題」だったり。
「ルールあるいは常識」が「時代によって変わるもの」であることを忘れずに。
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