くもりのち雨。深夜まで降る。
プルースト「失われた時を求めて11 囚われの女Ⅱ」を読む。
「私」の「自家中毒ぶり」にはそろそろ飽きてきたかも。
実は「囚われの男」だったり。
シャルリュス男爵のそれの結果が今回は趣き深い。
アルベルチーヌがようやく「私からの脱出」を。
本作は「ダレ場」だと思うくらいがよさそう。
いずれにしても「『自分』しかない人々」の姿よ。
この後にどのような展開があるのか。
もうちょいとドラマチックなものを期待するのだが如何に。
ブリランテ・メンドーサ「ローサは密告された」(’16)を観る。
フィリピンの「スラム街の実態」にふむふむ。
「揺れるキャメラ」と「稲光りする空を電線が区切るショット」が印象に残る。
生き延びるために覚醒剤を売る家族が密告され。
両親の釈放のために子どもたちは努力するのだがというお話。
ローサのジャクリン・ホセの存在感が圧倒的。
なるほどカンヌで主演女優賞を獲るだけのことはある。
ただしラストが微妙。
とはいえそのことが本作を「バズらせる仕組み」のような。
いかにも欧州で受けそうな「警察の腐敗ぶり」とかの地の「現実」。
「ドキュメンタリー」な描写が続く中。
「腐敗警官」も「ローサ」も「堂々巡り」をするのを覚えておこう。
「解決のための答え」はないというメッセージを受け取った次第。
プルースト「失われた時を求めて11 囚われの女Ⅱ」を読む。
「私」の「自家中毒ぶり」にはそろそろ飽きてきたかも。
実は「囚われの男」だったり。
シャルリュス男爵のそれの結果が今回は趣き深い。
アルベルチーヌがようやく「私からの脱出」を。
本作は「ダレ場」だと思うくらいがよさそう。
いずれにしても「『自分』しかない人々」の姿よ。
この後にどのような展開があるのか。
もうちょいとドラマチックなものを期待するのだが如何に。
ブリランテ・メンドーサ「ローサは密告された」(’16)を観る。
フィリピンの「スラム街の実態」にふむふむ。
「揺れるキャメラ」と「稲光りする空を電線が区切るショット」が印象に残る。
生き延びるために覚醒剤を売る家族が密告され。
両親の釈放のために子どもたちは努力するのだがというお話。
ローサのジャクリン・ホセの存在感が圧倒的。
なるほどカンヌで主演女優賞を獲るだけのことはある。
ただしラストが微妙。
とはいえそのことが本作を「バズらせる仕組み」のような。
いかにも欧州で受けそうな「警察の腐敗ぶり」とかの地の「現実」。
「ドキュメンタリー」な描写が続く中。
「腐敗警官」も「ローサ」も「堂々巡り」をするのを覚えておこう。
「解決のための答え」はないというメッセージを受け取った次第。
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