退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「またまたのハズレと謎解きと歌舞伎」について

2016-04-26 02:59:54 | Weblog
くもり。やや蒸す。

本は読んだがハズレ。

いつものように次の作品に向かうだけ。
これまで何度も繰り返したこと。

深夜「ブラックリスト」を観る。

ようやく夫が嘘をついている事実を知り彼を問い詰めるものの逃げられるリズ。
その一方彼はレディントンへの疑惑の種を残し。

「謎」をさらに身近な人物へ移行させるというテクニック。
なぜそうするかといえば「謎解き」は「終わり」を意味するから。

すべてが「そういうことだったのか」とわかればおしまいになるだけ。
わからないからこそ人は「謎」を追うわけで。

そうして「物語」は自らの生命を引き延ばす。
観客たちは「目の前にぶらさげられたニンジン」に釣られる仕組み。

さて。

老舗バーのマスターに借りたフランス映画のDVDは残り4作。
今週中に見終る予定だけれど気が付けばGWが間近。

2週連続でお休みしたのはいささか気が引けるところ。
今週の土曜はすでにGWだが営業しているのかどうかも不明。

とりあえず返さなければいけないのは確か。
今度はおそらく以前に見せられたイタリア映画の古典を借りることになるはず。

ありがたいような申し訳ないような。
「おとなしい客」ではあるが「いい客」かどうかは微妙。

そういえば山川静夫「歌右衛門の六十年」を読んだのだった。

歌舞伎も名優たちの姿も大して知らないままに。
これも「大外」から迫る悪い癖のせい。

映画でいう「クレジット順」にこだわる姿にふむふむ。
「狭い世界」ゆえそうなるのかどうか。

歌舞伎好き」の映像を載せておく。
金田一映画の加藤武のように「よーし、わかった」といつか言いたいもの。
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