退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

無事是名馬

2008-08-04 00:49:36 | Weblog
晴れ。日差しがシャツの内側にまで及ぶ暑さ。

清水宏「信子」を観る。

広島から上京した女学校の新任教師高峰三枝子は
訛りを冷やかされたりイタズラされたりで大弱り。

やがて寄宿舎の舎監になるのだが
学校に多額の寄付をしている父親をもつ娘があれこれ問題を起こして、という話。

68年前の新宿は典型的な下町風景。
「雄春」になる前のキャメラ厚田雄治は横からスーッと入ってくるのが特徴。

細川頴子(えいこ)という娘・三浦光子は勝手な行動をして
「細川さーん」「頴子さーん」と皆に名前を呼ばれてよく探される。

全体にほのぼのとしていて「幸せなムード」があたたかい。
何事も収まるところに収まるのも案外悪くないと思わせる作品。
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