退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

交渉について

2009-12-18 00:38:34 | Weblog
晴れ。やや雲多し。

井上寿一「吉田茂と昭和史」を読む。

「外交」というものがどんなものかはよくわからないけれど
基本は「相手の様子を見つつ自分の言い分をいかに通すか」だろう。

いたずらに興奮したり悲しんだりする前に
それをきちんとやろうとしたのが吉田茂のような気がする。

もっと卑近な例で言うなら
「できないこと」をただ「できない」と言っても仕方がない。

とりあえずその場の条件でどうこなすかということ。
なんとかしのぐということ。

「落としどころ」を常に用意して
複数のシナリオを持ってその場に臨むこと。

ごく当然なはずのそういうことが
なぜか出来なくなっているのはなぜだろうか。
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