退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「ロビイストという存在あるいは『ほぼ病人であること』」について

2019-02-19 02:09:21 | Weblog
晴れ。寒さがずいぶん薄れる。

明智カイト「誰でもできるロビイング入門 社会を変える技術」を読む。

「ライフリンク」の清水康之、「フローレンス」の駒崎弘樹、評論家荻上チキ、
「しんぐるまざぁず・ふぉーらむ」の赤石千衣子、そして著者の経験談。

自殺・病児保育・いじめ・シングルマザーの貧困・性的マイノリティについて。
「政策を実現するためにはロビイストになるべきだ」というのにふむふむ。

当時の民主党は「テーマと政策重視」で自民党は「人重視」だというのが興味深い。
イメージとしては「生真面目」と「リアリスト」。

いずれの面も持っていることが好ましくそれが「ロビイスト」だと思えばいいか。
政治家は「選挙に落ちたらタダの人」なので「思い通りに動けない存在」だと。

支持者回りや党の拘束に縛られることが多く
彼ら彼女らをどのように「動かす」かが肝心らしい。

政治家や官僚たちをいたずらに「敵に回す」前に
どう付き合いどう力になってもらえるか。

その「まっとうな姿勢」には大いにうなずく。
もちろん政策だけではどうにもならない現実も見つめた上で。

個々の政治家たちのあまり知られていない姿も描かれているので是非。

さて。

銀行のATMで通帳を新たに作ろうとしたのだが。
「お客様控え番号」とやらが何だかわからず。

結局電話したところ。
「繰越」というボタンを押さないとダメだとわかる。

どうやら「新規口座」の通帳作成ボタンを押していた模様。
それにしても。

この年になって初めてそれを知るとは。
いかにも「生活のない人」にふさわしい内容。

どうにもこの種の「実務」は苦手で。
というより「やったことがないことばかり」。

ひとり暮らしの時は通帳記入などしておらず。
それで数十年無事に過ごしてきた結果ではある。

いやはや。

今回のことに限らずどこか圧倒的に「抜けている部分」があるのは間違いない。
関係各位には何度でも「よろしく」と言うのみ。

ほぼ「病人」だと思って頂いて結構。
コメント
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