晴れ。あたたかい。
堀栄三「大本営参謀の情報戦記」を読む。
戦時において情報の重要性をほとんど誰もが無視する中
個人としてできるだけのことをした人物の記録。
「米軍が見た日本軍五つの敗因」を挙げておく。
1.国力判断の誤り 2.制空権の喪失 3.組織の不統一
4.作戦第一、情報軽視 5.精神主義の誇張
われわれが「合理的でない」のにはどうやら「歴史」がある模様。
いまだに「前近代」を生きているのか。
限られた情報を駆使して「近未来」を予測し
その結果が「正しい」とわかったにもかかわらずそれを活用できない愚かさよ。
集団を統制する「戦略」が間違っていると
いたずらに現場で血が流れるのみということの「罪」をあらためて考えてもいいかも。
要は「トップ」がダメだとどうしようもないということ。
その意味で「新陳代謝」はもっとあっていい。
重要なのは「教える人間が優れた存在」であることではないか。
著者も数少ないそうした人物からあれこれ学んだようだし。
くどいほど繰り返すが結局「資源」は人。
そうした系譜は各地で受け継がれなければならない。
少なくとも「合理的な判断」ができない輩は人の上に立ってはいけない。
ただそうした「当然」を阻むものがあるのが「現実」。
とはいえ「優れた人」は案外誰が見てもわかるもの。
声の大きさや一時の数字で測るものではないことは確か。
あとはそれを「自然」にするだけ。
少なくとも「優れた人」を見分ける力は持たないとどうしようもない。
堀栄三「大本営参謀の情報戦記」を読む。
戦時において情報の重要性をほとんど誰もが無視する中
個人としてできるだけのことをした人物の記録。
「米軍が見た日本軍五つの敗因」を挙げておく。
1.国力判断の誤り 2.制空権の喪失 3.組織の不統一
4.作戦第一、情報軽視 5.精神主義の誇張
われわれが「合理的でない」のにはどうやら「歴史」がある模様。
いまだに「前近代」を生きているのか。
限られた情報を駆使して「近未来」を予測し
その結果が「正しい」とわかったにもかかわらずそれを活用できない愚かさよ。
集団を統制する「戦略」が間違っていると
いたずらに現場で血が流れるのみということの「罪」をあらためて考えてもいいかも。
要は「トップ」がダメだとどうしようもないということ。
その意味で「新陳代謝」はもっとあっていい。
重要なのは「教える人間が優れた存在」であることではないか。
著者も数少ないそうした人物からあれこれ学んだようだし。
くどいほど繰り返すが結局「資源」は人。
そうした系譜は各地で受け継がれなければならない。
少なくとも「合理的な判断」ができない輩は人の上に立ってはいけない。
ただそうした「当然」を阻むものがあるのが「現実」。
とはいえ「優れた人」は案外誰が見てもわかるもの。
声の大きさや一時の数字で測るものではないことは確か。
あとはそれを「自然」にするだけ。
少なくとも「優れた人」を見分ける力は持たないとどうしようもない。