ここ数日雨や風の強い日が続き、花びらが傷んだり、
花首からもげてしまったバラもありました。
それでも次々と新しい花芽が生まれています。
植物って強いですね。
つるバラの「 つるミミエデン」です。
今のところ持病 の "うどんこ病" にも罹らず、元気に咲いています
アンティークな巻きまきの花は、中心になるにしたがって
ピンク色が濃くなります。
抱きしめたくなるような可愛らしさです
「ローゼンドルフ・シュバリースホップ」。
こちらは四季咲きのつるバラです。
長い花名はドイツ語で「バラの村 シュバリースホップ」という意味で、
作出したコルデス社の所在地だそうです。
やさしいピンク色の花びらは、ひらひらしたドレスのようです。
こちらもやはり四季咲きつるバラの「アンクル・ウォルター」。
古い品種で1963年にイギリスで作出されました。
剣弁高芯咲きという、絵に描いたようなバラらしい咲き方をします。
ベルベットの質感を持つ大輪の真っ赤な花は夏の女王様。
親戚のオジさんからもらった切り花を
挿し木で増やした思い入れのあるバラです
ここからは、フロリバンダ(FL)の紹介です。
昨年仲間入りした「ジークフリート」。
物語の英雄の名を冠したあたり、いかにも強健そうです。
ロゼット咲きの花の中に、いったい何枚の花びらが埋もれているのでしょうね。
作出はドイツのコルデス社で、2010年の誕生です。
「 マーガレットメリル」です。
清楚な印象の白い花は、花びらの枚数は少ないのですが、
とてもよい香りがします。
今年はいち早く黒点病にやられましたが、何とか乗り切っています。
「優香」というやさしい和名の付いたバラです。
フロリバンダらしく、花束のようにたくさんの花をつけて楽しませてくれます。
今年は早い時期にうどんこ病を患いましたが、
早めに処置をしたので元気になりました。
そして最後はこの春の新入りさん「ノヴァーリス」を紹介します。
キャチフレーズは "最強の青バラ"
青バラ系の中で、最も丈夫だという触れ込みです。
"青バラ" といっても、実際は青みがかったパープルです。
今の段階ではこの色が精一杯ではないでしょうか。
何十年後には本当に青いバラが出現するかもしれませんね