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沙羅さら日記

ガーデニングや家庭菜園を楽しみながら、
気ままにのんびり暮らしています
2010年、本州から北海道に帰郷しました

雨の日は・・・

2010年04月12日 | 日々、つれづれ

今日はあいにくの雨。外出も儘なりません。
こんな日は、気の向くままに過ごしましょう。
まずはこうしてブログの更新 。
そして、昨夜録画しておいた「わが家の歴史・最終章」を
ゆっくり観ようと思います
ブログ友のみんなも観てたかなぁ

このドラマは、フジテレビ開局50周年記念の特別企画。
三夜連続で、しかも一話が二時間半もあるという、なが-いものでした。
録画無しではとてもとても。

ドラマに登場する僕、実(みのる)は、ちょうど私と同じ世代。
彼の目を通して、家族の歴史が語られます。
時折、美空ひばりさんや力道山など、実在する人物が登場しますが、
これも三谷幸喜さんの脚本ならではでしょうか。

西田敏行さん演じるところの、人情味豊かな祖父を中心に、
事業家の父や、しっかり者の母、そして
個性あふれる周辺の人々が描かれています。
この時代はみんな、生きることに必死だったのですね。

ドラマの前半を観ただけですが、親たちが生きた時代に思いを馳せながら、
"家族の絆" について考える時間が持てました。

様々な苦難を乗り越え、この家族はどう生きて行くのでしようか。
物語の最終章に期待したいと思います。



・・・最終章といえば、作家の井上ひさしさんが亡くなりました。
私の住む岩手県にも、少なからずご縁のある方でした。

写真は『十二人の手紙』
昭和53年6月10日初版発行(中央公論社)

先月実家に帰った際、父の部屋を片付けていて偶然見つけ、持ち帰りました。
一般の小説と異なり、手紙や公的な書類(戸籍謄本や住民票など)で
構成されています。
そのためでしょうか、実話のようになまなましく、夢中で読みました。
エピローグでは、無関係だと思われていた12人が、
ある事件を通して繋がりを持ちます(ちょっと無理があるようにも思いましたが)
さすが、のひと言です。

井上ひさしさんの作品は数えるほどしか読んでいませんが、
心にいつまでも残っているのが『四十一番の少年』です。
これは自伝的小説と言われていて、生い立ちを垣間見ることができます。

偉大な作家がまた一人、去ってしまいました。
残念なことです。




コメントは次回にお待ちしています。

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