作曲=アラン・メンケン 作詞=ハワード・アッシュマン ティム・ライス 台本=リンダ・ウールヴァートン
ビースト:飯田洋輔 ベル:島原如未 モリース:石波義人 ガストン:田島亨祐 ルミエール:百々義則
ミセス・ポット:遠藤珠生 タンス夫人:大和貴恵 ほか
二人の娘たちと、頑張った(何を・・・)自分へのクリスマス・プレゼントということで、3人で大井町の四季劇場「夏」へ。
大井町という駅は初めて降りましたが、品川区役所や「きゅりあん」などのホールも近く、きっと品川区的には中心地なんでしょうね。品川駅は港区にあるし。
さて、ディズニーで有名なこの作品。劇団四季で上演されてもう15周年、石丸幹二さんをはじめ錚錚たるメンバーが演じてきているんですね。私はディズニーのアニメDVDでしかみたことがありませんでしたが、ガストンの田島さんがまるでアニメから抜け出てきたようにそっくりなのにまずびっくり。あのジャンバルジャン、今井清隆さんもたしかこの役をおやりになっていましたね。
もう、開幕から目をみはるような舞台。オープニングのおばあさんが魔法使いに変身する場面から、最後のビーストが王子に変身する場面まで、イリュージョンのようでした。
本の大好きな女性であるベルが、変わり物の父の身代わりにビーストの城にとどまり、「野獣」の心を溶かしてゆく物語ですが、周囲の思惑や偏見に動じず、自分の判断を信じて行動するベルがとっても素敵でした。
ビーストも、心も体も荒れ果てているところにさしたひとすじの光のようなベルに心動かされ、次第に心を開いていくところが泣けました。次女は、ビーストがベルに愛を打ち明けたいけれど言えない「笑われるかもしれない」という台詞と、ベルにアーサー王の本を勧められた時に「読めないんだ」と告白するところがかなりツボだったと言っていました。長女はもう、「Be our guest」のシーン、魔法でお皿に食器、調味料、家具などに変えられてしまった召使いたちが歌いまくり踊りまくるお城のメインダイニングに入り込んででベルと一緒に接待されているような気持ちになったと感激しまくりでした。これぞミュージカル!という楽しさ満載なシーンです。こうでなくっちゃ!
しばらく四季の舞台を観ていないせいもあり、キャストに知った顔はひとりもいませんでしたが、アンサンブルの安芸雅史さんという方が素敵でした。小顔で長身、抜群のスタイル。お城の中ではナイフに変えられていました。
また行きたいね!と、3人でパンフレットを見ながらアトレのカフェで盛り上がってしまいました。いつものひとり観劇もいいけれど、娘たちとワイワイ感想を言い合うのも本当に楽しいです。チケット代は3倍だけど。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます