pippiのおもちゃ箱

舞台大好き、落語大好き、映画大好き、小説大好き、猫大好き!なpippiのつれづれ日記です。

CATS/キャッツ・シアター1階6列センター

2006-07-13 01:16:09 | 観劇/コンサート

チェシャ猫さんとCATS観に行ってきました。前回は2階端席だったのでかなり客観的に舞台を眺めると言う感じでしたが、今日はセンター前方。しかもラム・タム・タガー様に連れ去られるかもな席だったので、かなり入り込んで観ることができました

田邉さんのラム・タム・タガー、素敵でしたあ!顔ちっちゃくて、細くて、めちゃくちゃセクシーコリコパットの牛さんも最後はジェミマ姉さんがしっかり手を握ってご挨拶してくれました。感激!

五反田からの通りに猫グッズをたくさん置いてあるお店があり、ブリキの猫ちゃんがあまりに可愛かったので、つい買ってしまいました。帰宅して包みをあけたら、チャメが側に寄ってほほずり。なんか馴染んでます。

ひとり観劇が多い私ですが、二人連れだと食事もおしゃべりも楽しい!おしゃべりに夢中で、五反田方面のお店に購入したブリキ猫を預けておいたのをすっかり忘れ、大崎から帰りそうになってしまいました。あぶないあぶない。

チェシャ猫さん、今日は本当にありがとう。大変なこともいっぱいあるけど、明日に向かって頑張ろうねまたいっぱいグチも聞いてね

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カマキリの赤ちゃん発見!

2006-07-12 22:19:37 | 雑感
ミニバラの鉢に水をやろうとしたら、こんな可愛いお客様が。カマキリは一度にたくさん生まれるので、他にもいるかな?と探してみましたが、この子だけでした。

基本的に虫は苦手なのですが、な・・・なんか可愛い1cmあるかないかなのに、ちゃんとカマキリの形をしているとこが可愛いダンゴ虫やゲジゲジなら、即刻ワリバシでつまんで退治するところですが、こんなちっちゃいカマベビイなら許しちゃう私って、やはり人間的に偏っているのかも

朝日夕刊に、チク・チク・ブーンの広告と、2面にわたる山本耕史さんのインタビューが「あ~あ。これがうっちーならなー」と大きくぼやきつつ、悪友のためにせっせと切り抜く暇人な私でした。
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野生の証明

2006-07-11 00:59:33 | 

チャメは最近、ベランダで夕涼みをしていることが多いのですが、今夜はやけにとんだりはねたりしていると思ったら、なんとヤモリをいたぶっているではありませんか

最初は、じーーーーっとながめ、ちょいちょいっと触ってシャラシャラっと逃げられ、ムキになっておいかけるおいかける。そのうち、口にくわえてた・・食べちゃうのかと思ったら、ぱくっとくわえてはほおり投げ、またおっかけ・・・そのうちおててでぱんぱん叩き出しました。「チャメ!だめ!ヤモリは家守りといって家をまもるんだよ!」と言ったってわかりゃしない。そそそ・・・そのうちに、ヤモリがひっくりかえってお腹をみせてしまい、そこへとどめの一発!・・・だめ~チャメ、それだけはムダな殺生はなりません 

危機一髪のところで抱っこして室内へ。仰向けになり、動かないヤモリ。殺しちゃったのかなー・・・はなせー!はなせー!と、暴れるチャメ。そんな子に育てたおぼえはない!そんな子はお母さんの子じゃない!命をなんだとおもってるの!・・・とふたりでパニクっていると、重体と思われたヤモリは、ピクピクっと動いたかと思ったらくるっと腹ばいに戻り、何もなかったようにまたシャラシャラとどこかへ消えていったのでした。あっけにとられる私とチャメ。すごい生命力。さすが家守様。

ともあれ、フーっと毛を逆立てて怒ることも、爪で攻撃することもなく、寝て、運動会して、食べて、トイレに行って、また寝る・・・だけの猫ではないことがよ~くわかった初夏の宵でした。

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モスクワ ユーゴザーパド劇場「マクベス」/NHK芸術劇場:収録@アートスフィア

2006-07-09 00:02:15 | 観劇/コンサート
今、3chで「マクベス」鑑賞中。もうすぐ「銀河劇場」と改名してしまう、アートスフィアのファイナルステージだそうです。舞台上には4枚の金属製の扉があり、その開閉によりスピーディに物語が展開します。三人の魔女は後頭部に仮面をつけた男優で、マクベスを翻弄する運命のように出現します。ロシア語のマクベスは、英語とはまた違ったリズム。不思議で刺激的ななシェイクスピアです。

マクベスを演じた方は、ちょっと頭のうすい伯父さんと言う感じ。マクベス夫人はがっちり、どっしり。ちょっとテナルディエ夫妻を思い出してしまいました。内野さんも松さんも、この舞台観たんじゃないかなー・・・などと、メタルマクベスに思いをはせました。
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夢の痂(かさぶた)~東京裁判三部作 第三部/新国立小劇場

2006-07-08 01:34:53 | 観劇/コンサート

「箱根強羅ホテル」と同様、井上ひさし作 栗山民也演出の「夢の痂(かさぶた)」を観てきました。終戦直後、東京裁判が行われている頃、天皇は「人間宣言」を実行に移し、国民とじかに接しようと全国行幸を行ったそうです。これは、その宿泊先候補になった実業家の別邸のお話。重いテーマながら、井上さんならではの楽しい音楽と踊り、質の高い役者さんの演技で、とてもわかりやすく深い舞台になっていました。

東京裁判の場面はありませんが、元陸軍大佐、大本営参謀(角野卓造)が「戦争責任は、作戦立案した我等にあり」と断崖絶壁から自殺を図る場面から始まります。(大きな松にひっかかって未遂におわる)彼が実際に天皇陛下と接した経験を持つことから、彼を陛下に見立ててご接待の予行演習が始まります。

その練習の席で、別邸の持ち主である実業家の娘で恋人を戦争で失った国語教師(三田和代)が、みがわりの天皇陛下に向かい、天皇として国民に謝って欲しいと訴えます。「このたびの戦で亡くなられた方々の無念はもちろん、残された者たちの悲しみも深く、いまだに涙の谷間をさまよい、苦しんでおります。『すまぬ』のひと言で、そのものたちは涙の谷よりはいあがり、それぞれの人生を歩みはじめることができるのでございます。私もそのひとりでございます。」すごい、と思いました。井上さんは「9条の会」でも積極的に発言されていますね。ここまでストレートに言わせる勇気に感動しました。自分の思いを吐き出すことで、彼女の頑なな心が溶けて行く。心理療法に、そんなのがありましたね。

国語教師の文法の講釈も面白いです。「日本語には主語がない。」「苦手だなあ・・にも主語がない。」「わからない・・・にも主語がない。」そうですよねー「なんかおいしいもの食べたいよねー」とは言っても、会話の中で「わたしたちは、おいしいものが、食べたいよねー」とはあんまり言わない。

「日本語の主語は、かくれんぼの名人です。日本では、状況が主語なんです。」
「わたしが」や「わたしは」は、状況の後ろに隠れる。そうだなあ・・私も、状況によって主語を変えているかもしれない。「私はこう思う」と言わずに、「みんながそう思っている」と、責任をあいまいにしたりしているかも。

このひとたちの
これから先が
しあわせかどうか
それは主語を探してかくれるか
自分が主語か それ次第
自分が主語か 主語が自分か それがすべて

角野さん、三田さんのほかにはキムラ緑子さん、熊谷真美さん、藤谷美紀さん、福本伸一さん、高橋克実さん、犬塚弘さん、石田圭祐さん。どの方も芸達者!安心してみていました。客席にも男性や年配の方が多く、帝劇や日生とは違った趣でした。劇場は紀伊国屋ホールや博品館のような雰囲気で、「えんげき!」という感じの密な空間でした。・・・しかし、ここもやはり椅子かたい!シートだけは帝劇なみのやわらかさにしてください!

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七夕

2006-07-07 21:16:13 | 雑感
今日は七夕。何故か七夕というと雨という感覚があるのですが、今夜の東京は曇り空。昨年の夏は、八ヶ岳へ行き、山田太一「高原へいらっしゃい」の舞台となった「八ヶ岳高原ヒュッテ」の夏季限定レストラン「赤坂離宮」で、おいしい中華をいただきました。その夜、宿泊した八ヶ岳高原ロッジの星座鑑賞会に参加して、あまりの星の明るさ、まばゆさにびっくりしました。ほんものの天の川も見え、月はまるで大きなスポットライトのようでした。あんな星空だったら、織姫と彦星のデートの様子も見えてしまいそうですうちの彦星はまだ会社から帰ってきませんが、今夜は喧嘩を売らないことにしようっと
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モンテ・クリスト!

2006-07-06 22:52:13 | 私の好きなもの

私は紅茶が大好きです。いつもは、アッサムを濃い目にいれ、ミルクをたっぷり。お砂糖はいれません。先日、観劇の友が「モンテ・クリスト」という名のリーフ・ティーをくれました。長葉の、くせのない豊かな香りの紅茶で、こちらはストレートで楽しみました。

巌窟王エドモン・ダンテスが、イフ城に投獄されて苦しんでる時じゃなくモンテ・クリスト島の莫大な隠し財産を手に入れ優雅なティー・タイムを楽しみながら復讐計画を練ってる頃の伯爵のブレンドと見た。演じるのは、言わずと知れたあの方・・・・来年の大河を飾る、文学座のあの方ですわ大坂でのメタル・マクベス大楽も、みごとにハジケていらしたご様子ですね。千秋楽に配られるという新感線の煎餅、食べてみたかったな・・・でも、きっともったいなくて飾っちゃうだろうな

さて、明日は七夕。織姫さまと彦星さまが、無事にかささぎの橋を渡り、天の川で再会できますようにみんなの願いがかないますように

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おめでとう!

2006-07-05 22:30:49 | 雑感

先日は長女の誕生日でした。家族でささやかに祝った翌日は、友達みんなに盛大にお祝いしてもらい、こんな素敵な花束と、たくさんのプレゼントを抱えて帰ってきました。

お祝いメールもいっぱいもらっちゃった!と、めちゃくちゃ嬉しそう。誕生日が嬉しいって、ある意味とてもうらやましい。

 

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ダンス・オブ・ヴァンパイア/ソワレ/帝劇1階Q列上手

2006-07-03 00:42:14 | 観劇/コンサート

              たっぷり血を吸えヴァンパイア~

怒涛の3連チャン観劇の締めくくりはヴァンパイア

本日はダブルキャストのアルフレート*浦井健治くんと、サラ*大塚ちひろちゃんの初日でした。このおふたりは、シンデレラ・ストーリーでも共演しましたね。なんともふんわかした二人で、大好きです。帝劇に入ると、この山口祐一郎様の大きなパネルがどど~んとあり、その上をこうもりのリー君がぐるぐる飛んでいました。リー君は速すぎて写せませんでした。残念こういう演出、楽しいですよねーいやがうえにも気持ちが盛り上がっちゃう!

夜の部だったので地下の売店で買った「ばくだんおにぎり(梅、たらこ、シャケ、昆布が一緒に入ってる)」に大きな口を開けてかぶりついていると、目の前に細身長身、つり目に茶髪の素敵な方が立ったので、何となく見上げると、野沢聡さん(言わずと知れた那智さんのご長男)が!そうか、アントワネットには出るけど、今回は出てなかったんだ。。。でも素敵何故か目につく芸能人。

ヴァンパイアの舞台は、さすがに「ダンス・オブ・・」がつくだけあって、ダンスが素晴らしかったです。ヴァンパイア・ダンサーズは客席にも降りてきます。クロロック伯爵、山口さんも駒田さんも、客席後ろの扉から登場。山口さんは暗い中、音もなく舞台に近づくのですが、初日をご覧になった天使のマダムからあらかじめ情報をいただいていたので見逃しませんでした。(ありがとうございます!)山口さんは、ソロがたくさんあり、十分にのびのある美声をきかせてくれます。一幕の最後は、本当にすご~~い延ばし方。人間離れしてます。(吸血鬼だし・・・)

二幕では、吉野さんが、ものすごい見せ場を作ってます。正真正銘の見せ場。もう、言葉では言い表せませんが、ここまでやっちゃうかい!と、気を失いかけました。すごいの一言です浦井君は、萩尾望都のマンガから抜け出たような美少年ぶりのうえに、ちょっと抜けた助手。このキャラって、浦井君にぴったりだと思いました。市村正親さんは、彼の役柄としては今まで見たこともないようなキャラでしたが、ものすごい高速早口を要求される歌詞を、一度も噛まずに流暢に歌いあげていました。ちょっと山口さん意識したところが一箇所。

結末は、たぶん東洋人には考えつかない展開です。映画を観ていない私は、ええ!?っと、すごくびっくり。こんなのってあり???一度ではのみこめませんでした。ゲルマン民族ってそうなのお?・・・カーテンコールでは、市村さんと、キバのままの山口さん、演出の山田さんとクンツェさんのご挨拶がありました。

難しいことは言わないで、おなかの底からわらえる、素敵で元気なミュージカルでした。山口さんの楽しそうなこと!今まで「モーツアルト!」の、コロレド大司教様の役が一番好きでしたが、クロロック伯爵が一番になりました。通うぞ~

 

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OUR HOUSE東京千秋楽/新国立中劇場12列センター

2006-07-02 23:17:49 | 観劇/コンサート

今日は千秋楽とあって、役者さんたちのテンションもとっても高く、楽しく深い舞台になっていました。

これは、人生の選択の物語。人は毎日毎日、いろんな選択をします。(洗濯もするけど) その選択が正しかったのか、間違っているのかはだれにも分かりません。客観的に見てあきらかに違うだろうと誰もが思うような選択が、先になって正しかったとわかったり、その逆があったり。予測がつかないからこそ、昔から小説や映画などのテーマになってきているんでしょうね。マトリックスもそうだったなー「白いカプセルか、赤いカプセル。君はどちらを選ぶかね?ネオ」と、モーフィアスが選択を迫る。グゥィネス・パルトロウの「スライディング・ドア」は、地下鉄に乗り遅れた自分と、間に合って乗れた自分の別々の人生が描かれます。

本当に、あの時のあの場所に戻って違う選択をしていたら、全く違う人生があったかもしれない。な~んてねでもね、基本的に「たら・れば」嫌いな私は、なるべく自分の選択を信じることにしています。どんな選択をしても、結末を作るのは自分なんだからね。

これはロンドンのミュージカルですが、ここにもアイルランド人差別の問題が盛り込まれていて興味深いです。アイルランド問題というのは根が深そうですね。悪徳地上げ屋の手先(池田成志さん)によって燃え上がるアイルランド居住区のシンボルOUR HOUSE。号泣する良いジョーと悪いジョー。良いジョーに向かって、危うく難をのかれたママが、「帰ってくるのはこの家じゃなくて、この私のところだったんでしょ?」というひと言が泣かせます。心の拠り所は家そのものではなくて、そこにいる「人」だったんですね。私は家族の心の拠り所になれるのかな

今日は小ネタ、時事ネタ満載で、それもとっても面白かったです。カーテンコールは後藤さんのアクションを合図にオール・スタンディング。中川晃教君は何度も丁寧に挨拶していました。本当に好青年大好き!アッキー!

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アンデルセン・プロジェクト白井版/世田谷パブリックシアター

2006-07-01 00:43:32 | 観劇/コンサート

ご招待をいただき、アンデルセン・プロジェクト白井版初日に行きました。

アンデルセンといえば「人魚姫」や「はだかの王さま」など、優しい童話作家ですが、これはアンデルセンの童話をオペラ化するために雇われたカナダの作詞家とオペラ座の支配人、モロッコからの移民でポルノショップで働くあやしい若者などが登場する、不思議なひとり芝居です。

昨日まではカナダ人のロベール・ルパージュが演じていました。映像と演劇のコラボレーション。まず生で演じている白井さんが映像スクリーンの中にすぽんと入ってしまうのにびっくりしました。かなり実験的なお芝居で難解な部分もありましたが、白井さんの早変わりや、お芝居の中で語られる童話「影(影法師)」や、「木の精ドリアーデ」は、心を揺さぶりました。「影」は、自分の影法師が自分から離れ、勝手に動き出してしまうお話で、小学生の頃に読んだ時、とても怖かったことを思い出します。白井さんが電気スタンド一本で光と影を操る場面は本当に見ごたえがありました。これをみられただけでも大満足。

アンデルセンは子どもが大嫌いだったとか。どうも、醜かったり鈍かったりしたことを子どもにばかにされたらしいのです。子どもに対する嫌悪感や孤独感が、逆に彼を創造力豊かな、洞察力の鋭い人間にした、というのはなんとなく分かるような気がします。暗かったのかな。子どもって残酷なところがあるからね。まっすぐに受け止めちゃうとつらいかも。結構絶望的な終わり方をするお話が多いのも、なんとなくわかりました。私が一番好きなのは、「もみの木」というお話です。

客席には篠井英介さん、秋山奈津子さん、根岸季衣 さん、鈴木一真 さん、國村隼さん、などなど、俳優さんがたくさんいらしていました。支配人さん(プチ知り合い)のお話では本当は2時間の予定が20分ものびたそうです。ひとり芝居で休憩なしの2時間20分はすごいです!

 

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