pippiのおもちゃ箱

舞台大好き、落語大好き、映画大好き、小説大好き、猫大好き!なpippiのつれづれ日記です。

ダンス・オブ・ヴァンパイア/ソワレ/帝劇1階Q列上手

2006-07-03 00:42:14 | 観劇/コンサート

              たっぷり血を吸えヴァンパイア~

怒涛の3連チャン観劇の締めくくりはヴァンパイア

本日はダブルキャストのアルフレート*浦井健治くんと、サラ*大塚ちひろちゃんの初日でした。このおふたりは、シンデレラ・ストーリーでも共演しましたね。なんともふんわかした二人で、大好きです。帝劇に入ると、この山口祐一郎様の大きなパネルがどど~んとあり、その上をこうもりのリー君がぐるぐる飛んでいました。リー君は速すぎて写せませんでした。残念こういう演出、楽しいですよねーいやがうえにも気持ちが盛り上がっちゃう!

夜の部だったので地下の売店で買った「ばくだんおにぎり(梅、たらこ、シャケ、昆布が一緒に入ってる)」に大きな口を開けてかぶりついていると、目の前に細身長身、つり目に茶髪の素敵な方が立ったので、何となく見上げると、野沢聡さん(言わずと知れた那智さんのご長男)が!そうか、アントワネットには出るけど、今回は出てなかったんだ。。。でも素敵何故か目につく芸能人。

ヴァンパイアの舞台は、さすがに「ダンス・オブ・・」がつくだけあって、ダンスが素晴らしかったです。ヴァンパイア・ダンサーズは客席にも降りてきます。クロロック伯爵、山口さんも駒田さんも、客席後ろの扉から登場。山口さんは暗い中、音もなく舞台に近づくのですが、初日をご覧になった天使のマダムからあらかじめ情報をいただいていたので見逃しませんでした。(ありがとうございます!)山口さんは、ソロがたくさんあり、十分にのびのある美声をきかせてくれます。一幕の最後は、本当にすご~~い延ばし方。人間離れしてます。(吸血鬼だし・・・)

二幕では、吉野さんが、ものすごい見せ場を作ってます。正真正銘の見せ場。もう、言葉では言い表せませんが、ここまでやっちゃうかい!と、気を失いかけました。すごいの一言です浦井君は、萩尾望都のマンガから抜け出たような美少年ぶりのうえに、ちょっと抜けた助手。このキャラって、浦井君にぴったりだと思いました。市村正親さんは、彼の役柄としては今まで見たこともないようなキャラでしたが、ものすごい高速早口を要求される歌詞を、一度も噛まずに流暢に歌いあげていました。ちょっと山口さん意識したところが一箇所。

結末は、たぶん東洋人には考えつかない展開です。映画を観ていない私は、ええ!?っと、すごくびっくり。こんなのってあり???一度ではのみこめませんでした。ゲルマン民族ってそうなのお?・・・カーテンコールでは、市村さんと、キバのままの山口さん、演出の山田さんとクンツェさんのご挨拶がありました。

難しいことは言わないで、おなかの底からわらえる、素敵で元気なミュージカルでした。山口さんの楽しそうなこと!今まで「モーツアルト!」の、コロレド大司教様の役が一番好きでしたが、クロロック伯爵が一番になりました。通うぞ~

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする