pippiのおもちゃ箱

舞台大好き、落語大好き、映画大好き、小説大好き、猫大好き!なpippiのつれづれ日記です。

マジック・イン・ムーンライト@ユナイテッドシネマ

2015-04-18 23:49:52 | 映画/DVD

監督 ウディ・アレン

出演 
エマ・ストーン
コリン・ファース
マーシャ・ゲイ・ハーデン
ハミッシュ・リンクレイター
ジャッキー・ウィーヴァー

あらすじ
 超絶に頭が固くて皮肉屋のイギリス人、スタンリー(コリン・ファース)。彼は中国人に扮装し、華麗なイリュージョンでステージを毎晩のように拍手喝采で埋め尽くす天才マジシャン。そんなスタンリーが友人からある依頼を受ける。とある大富豪が入れあげているアメリカ人の占い師ソフィ(エマ・ストーン)の真偽のほどを見抜いて欲しいというものだった。彼は天才マジシャンの名にかけてと鼻息荒く、大富豪の豪邸へ乗り込んでいく。
だが、退治したアメリカ人占い師は若くてとても美しい女性で、笑顔も抜群にチャーミング。しかもいきなり、”あなたには東洋のイメージが浮かぶ”とスタンリーを驚かせる透視能力を見せつける。超常的な現象を全て真っ向から否定してきたスタンリーは、その人生観をひっくり返され、さらにはソフィにあっという間に魅了されてしまう。ソフィの方も、紳士的なスタンリーに徐々に惹かれて行く。
しかし素直に想いを打ち明けられない2人・・・。やきもきしている間に、2人の関係に大波乱が訪れるのだった。悲観主義者のマジシャンと楽天主義者の占い師、この2人のぐっちゃぐちゃにもつれまくった関係を、解きほぐす魔法とトリックは存在するのだろうか・・・?


4月は無茶な(ある意味では画期的な)人事異動のとばっちりで目が回るほど忙しく、チケットとりながら行かれなかった舞台もあり、ぐったりしてブログ更新もままならず・・・な日々でした。

今日はいきなりの予定変更でポッカリ。でも、お天気も良く夫も留守なのでせっかく出かける仕度したし・・と、映画館に走って行っちゃいました~

ウディ・アレン作品はたくさん観たわけではありませんが、ミッドナイト・イン・パリの印象が素晴らしく、あの英国王のスピーチのコリン・ファースさんがマジシャンということで、迷わずこの作品にしました。

大正解!おしゃれで小粋で、おじさんたちに夢を与える素敵な映画

占い師、というより霊能者(?)なソフィを最初は頭から疑い、否定しながらも次第に魅かれ、翻弄され、自分の守ってきた哲学まで曲げそうになるスタンリーが超チャーミング降霊会で亡き夫に生前浮気したのかどうか、愛してたのは自分だけなのかどうか聞いちゃう老夫人も超かわいいそんなの聞いてどうすんだとツッコむなかれ。そこが女心というものなんでしょう。

スタンリーを息子のように思うプロヴァンスの貴婦人である伯母さんが素敵彼の本当の気持ちを引き出していく様子、心を解きほぐす様にくすっと笑えます。

でも、そこは一筋縄ではいかない理論派のスタンリー。神に祈っている最中に、事のからくりにはっと気づきます。でも、その時にはもう遅く・・・・

いろんなところに仕掛けがあり、最後の大事なシーンでは思わず「あ~なんて素敵」と思わせられます

もう一度みたいかも。

 

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