お天気も良い暖かな日曜日。ミュージカル好きの長女とふたりで再度ララランドへ。
いや、もうこの作品、絶対おすすめよ~とさんざん力説していたので、娘もさぞや。。と、早速感想を聞いてみましたが、
「確かに映像はものすご~く綺麗だった。ハイウェイのシーンはわくわくしたし、天文台の星空のダンスうっとり。ひとつひとつのシーンがまじアートだねえ。でも、ストーリーはそうでもなかったなあ。。」ですと。
え~っっせつないじゃない!タラレバシーンとか!・・・と言いつつ、ちょっとその訳、わかってしまいました。
このひとたちには、人生の選択という機会が、まだそんなにないのよ。
確かに受験とか就職とか叶わぬ片想いとかはあったかもしれない。。
だがしかし、あなたにはまだ、どちらを選んだかでその後の人生が180度変わってしまうというような大きな岐路に立つ経験がなかったのだよ。小娘ちゃん
それでわかりました。この映画のツボは、世代によって違うのだと。
後悔のない人生なんてないけれど、出口に立った時、あの佐藤愛子大先生がお書きになったように「ああ面白かった」と言って死ねるように頑張ろうっと。
これから山ほどの選択をしなくてはいけない小娘ちゃんたち、頑張れ
あ、それから、エンドロールに
Japanese Folk Song
Written by Rentaro Taki
Arranged by Thelonious Monk
Performed by Thelonious Monk
とあり、え?滝廉太郎?どこに?と思ったら、こちらでした。出だしは確かに「荒城の月」でした
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