ピッコロ便り

ピッコロシアター、県立ピッコロ劇団、ピッコロ演劇学校・ピッコロ舞台技術学校など、劇場のトピックをご紹介します。

桂ざこばさんからメッセージ届く!

2010年05月13日 | 主催事業

いよいよ「桂ざこば独演会」が近づいてきました。(5月18日)
この独演会も今年で14回目。すっかり春のピッコロ寄席として定着してきました。
 
毎回、工夫した演目を出して下さるざこば師匠。
去年は春らしい「愛宕山」とスリの名人の情感が粋な「一文笛」。
その前年は「狸の化寺」「七度狐」という狸&狐の噺・・・という楽しさ。
 
そして今年は・・・“親子”つながりの二題。
ご本人がメッセージを寄せて下さいました。ご紹介します。

私事ですが、3月に初めての孫が出来ました。
自分の子供が出来たときには心配や不安が先でしたのに、世間ではよく言いますがホンマ無条件に可愛いもんです。

さて、いつもこの時期にピッコロシアターで独演会をさせて頂いておりますが、今回の私の2席はいずれも親子の話です。

すでに成人したむちゃくちゃな息子の「むちゃ息子」と、方や「藪入り」はとても親孝行な子供が出てくる親の愛情が溢れたお話と、内容は全く違います。
ご来場の皆様にはそれぞれの味を楽しんで頂こうと思います。
皆様のお越しをお待ちしています。

桂ざこば


■「桂ざこば独演会」
 5月18日(火)18:30開演
 ピッコロシアター 大ホール
 一般2,500円 高校生以下2,000円
 
当日券もご用意しておりますが、少しでも良いお席はご予約を。
ご来場お待ちしております。
 
広報☆古川


【放送情報】FM尼崎で「あまに唄えば」ご紹介

2010年05月12日 | テレビ・ラジオ情報

5月18日(火)10:25頃からのFM aiai(エフエム尼崎)『aiai モーニング アベニュー』の、「ピッコロ劇団おっかけ!」コーナーでは、パーソナリティの山本晃子さんのピッコロ劇団公演「あまに唄えば」稽古場レポートを放送します。

今の尼崎にこだわった作品の稽古の裏側をご紹介します。

FMaiai(エフエムあまがさき)http://www.fmaiai.com/
 
広報☆古川


「あまに唄えば」記者会見

2010年05月11日 | ピッコロ劇団

今日は大阪・梅田で、演劇記者や評論家・ライターの皆さんにお集まりいただき、「あまに唄えば」の記者会見を開きました。
 
出席者は、劇団代表・岩松了(構成・演出)と、劇団員の岡田力(作・出演)、孫高宏(江口役)・森万紀(雪役)・山田裕(慶役)。
 
 
●それぞれの発言(要約)
 
岡田:尼(あま)には奄美大島出身の人が多いことに気付いて、二つの「あま」を書こうと思い立った。
        親の仕事を継ぐことや不況で仕事をかわろうかと悩む人、地元大好き祭り大好きな人・・・
        自分と同年代の人たちが今の尼崎の様々な問題にも直面している。地元に対するそれぞれの思いを描きたい。
 
孫:劇団員みんなで頭と体を使って悩みながら創り上げる雰囲気がすごく楽しい。
  そんな雰囲気が伝わる舞台にしたい。
 
森:尼崎の商店街にPRに行っても地元の人たちが大変あたたかくて、励みになる。
  何かお返しできるような舞台にしたい。
 
山田:地元の人に共感してもらえるような、喜んでもらえるような舞台にしたい。
 
岩松:今の尼崎にこだわった作品。地元に恩返しできるような気持ちで創っている。
   劇団員みんなでつくっているのでガチャガチャした人々のエネルギーが出れば。

       人間の普遍的なところを大切に、尼崎をパワフルに表現したい。

 
今週からは、太鼓演奏の黒拍子さん、尼崎奄美民謡愛好会の皆さんも稽古に合流します。
稽古の様子は、劇団員の稽古場ダイヤリーでもご覧ください。

http://ameblo.jp/piccologekidan/

広報☆古川


ピッコロ演劇学校〈本科〉〈研究科〉合同授業

2010年05月11日 | 演劇学校・舞台技術学校

今日の 「演じる体の作り方」と題して開講された今年度2回目の授業は、本科と研究科の合同授業でした。
講師は、ピッコロ劇団の本田千恵子、島守辰明。助手は同じくピッコロ劇団の広瀬綾子と田中よし子。


〈手つなぎ鬼ごっこ〉や〈宝探しだるまさんがころんだ〉などのゲームを通じ、本科生・研究科生が互いを知り、交流を深めることを念頭に置いて授業は進められていきます。

「お互いに切磋琢磨して、全員で刺激し合える1年にしていきましょう!」とは講師陣からのコメント。 来年3月の卒業公演に向けて、学校生たちがどう変わっていくのかが今から楽しみです。

 

演劇学校担当 小梶


【放送情報】「あまに唄えば」の稽古場レポートがケーブルテレビで放映されます

2010年05月08日 | テレビ・ラジオ情報

5月7日(金) 中ホールではオフシアターVol.23「ワーニャ伯父さん!」の千秋楽。
劇団の稽古場では第37回公演「あまに唄えば」の稽古が進んでいます。

稽古の前にはベイコミュニケーションさんの取材があり、岩松了劇団代表と劇団員の岡田力のコメントと稽古場の風景も撮影されました。

「ワーニャ伯父さん!」と「あまに唄えば」の両方にキャスティングされている劇団員もいるので代役をたてての稽古状況ではありますが、細かに繰り返し稽古を重ねる演出家・岩松了の横顔が垣間見れる映像になるかと思われます。

■放映期間:5月10日(月)~16日(日) *1日に2~4回放送されます。
番組:ベイコミュニケーションズ
http://baycom.jp/new/service/cable_tv/community/index.html#programList
放送エリア: 「ねっとわーく阪神」→ 尼崎市・伊丹市・西宮市

「週刊まちかど情報局」 → 大阪市内(福島区・西淀川区・港区・大正区・此花区・西区・浪速区・西成区・住之江区・中央区)

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ピッコロ劇団オフシアター「ワーニャ伯父さん!」開幕

2010年05月04日 | ピッコロ劇団
昨日からピッコロ劇団オフシアターvol.23「ワーニャ伯父さん!」公演中です。
晴天に恵まれたゴールデンウィーク、お出かけの方も多いかと思いますが、ピッコロシアターの中ホールでチェーホフの喜劇をお楽しみいただくのはいかがでしょうか?
 
公演は日程は
5月5日(水祝)13時※売り切 17時
  6日(木)休館日
  7日(金)18:30
前売=2,000円 当日=2,500円
各公演チケット残数わずかです。
お電話で今すぐご予約を。
ピッコロシアターTEL06(6426)1940 FAX06(6426)1943
 
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【放送情報】FM尼崎で「あまに唄えば」稽古場レポート放送

2010年05月03日 | テレビ・ラジオ情報
5月4日(火)10:25頃からのFM aiai(エフエム尼崎)『aiai モーニング アベニュー』の、「ピッコロ劇団おっかけ!」コーナーでは、パーソナリティの山本晃子さんがピッコロ劇団公演「あまに唄えば」稽古場をレポート、
作者の岡田力(劇団員)、構成・演出の岩松了劇団代表のインタビューなどをお届けします。
 
写真は稽古場風景と演出中の岩松代表です。

 
なお、この稽古場レポートは2回にわたって放送します。
次回は18日(火)午前10:25~40放送です。
FMaiai(エフエムあまがさき)
http://www.fmaiai.com/
 
 
広報☆古川
 

杉村春子さん・太地喜和子さんの“思い出の舞台”メッセージ募集開始!

2010年05月01日 | 主催事業
ピッコロシアターの大ホールホワイエには、これまで上演してきた数々の舞台の写真を飾っています。
開館当初より、30年来公演して頂いている文学座さんの写真も多く、
開演前のひととき、懐かしい舞台に思いを馳せるお客様の姿をよくお見受けします。
時には、「この舞台とても良かったのよ」「杉村春子さんの舞台懐かしいわ」などとお声を掛けていただくことも。

そんなお客様の声に背中を押されたのと、舞台写真家・清水博純さんとの出会いがあってこの度、「清水博純舞台写真展『女優伝説』~至高の美 杉村春子/太地喜和子~」を開催する運びとなりました。

今回の写真展では、杉村さんの「華岡清洲の妻」(1996年)と太地さんの最後の舞台となった「唐人お吉ものがたり」(1992年)をご紹介します。
いずれもピッコロシアターでは上演されていませんが、関西で公演されており、ご覧になれなかった皆様多いのではないのでしょうか?

この写真展にあわせて、杉村春子さん・太地喜和子さんの“思い出の舞台”についてメッセージを募集しています。
印象に残っている場面・台詞、舞台の感想、観劇のエピソード・・・などなど。
200文字程度のメッセージにしてお寄せ下さい。写真展会場にて展示し、ご紹介させていただきます。

詳しくはこのホームページの写真展のページをご覧ください。投稿フォームからも応募できます。
皆様からのメッセージをお待ちしております。

画像は写真展のポスターと、清水博純さんの舞台写真集『女優伝説』(一草舎出版)です。

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清水博純舞台写真展 『女優伝説』~至高の美 杉村春子/太地喜和子~
日 時=2010年6月1日(火)~13日(日) 10:00~21:00   ※7日(月)は休館日
会 場=ピッコロシアター 1階 展示室  入場無料

【展示内容】 
杉村春子出演 「華岡青洲の妻」舞台写真 カラー20点
太地喜和子出演「唐人お吉ものがたり」舞台写真 モノクロ20点

【清水博純プロフィール】(しみず・ひろずみ)
舞台写真家。八十二銀行(長野市)に入行後、銀行員のかたわら数多くの舞台撮影を手がける。
主な写真展に「あざやかな軌跡-女優・太地喜和子」「杉村春子・太地喜和子 舞台写真展」 「俳優・榎木孝明」 「劇団四季・ハムレット」「劇団・唐組」ほか多数。
著書に「女優伝説」「喜和子追想」がある。
現在、和太鼓奏者・林英哲を撮影取材中。
財団法人北野美術館・北野カルチュラルセンターディレクターとしても数多くの企画・イベントを手がけている。


広報☆古川