ピッコロ便り

ピッコロシアター、県立ピッコロ劇団、ピッコロ演劇学校・ピッコロ舞台技術学校など、劇場のトピックをご紹介します。

2月のひとこと ピッコロシアター館長より

2014年02月02日 | 館長のひとこと

文化庁芸術祭賞(平成25年度)の関西での贈呈式が1月28日に行われ、文化庁・青柳正規長官から、“ピッコロ劇団第47回公演「間違いの喜劇―現夢也双子戯劇―」の成果”に対して芸術祭優秀賞をいただきました。劇団としては3回目となる栄誉。贈賞理由は「シェイクスピア初期の笑劇を、喜志哲雄が江戸時代の瀬戸内へ設定を移し、たおやかな上方言葉に翻案した。近松の世話物を彷彿とさせるものの、劇はアップテンポで軽やかに疾走し、俳優は和洋折衷の衣裳で躍動する。原作の本質を誠実に捉えながら、かつてないシェイクスピア劇の世界が造形されたことに目を見張った。」とされています。

ピッコロシアターで観劇いただいた多くの皆さん方の印象はいかがでしたでしょうか?我が意を得たりと思われたのは、私だけではないと確信しています。

2月は第62回を迎えた“尼崎市演劇祭”で始まり、7日(金)には米團治さんの独演会も。

そして、劇団の稽古場では、第48回公演「お家さん」に向けて全員が集中。ピッコロ演劇学校・舞台技術学校でも3月の合同卒業公演に向けて白熱の状態が続きます。劇場の一日が過ぎていくのが速い。楽しみはこれからだ。期待がどんどん膨らみます

 


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