ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

とんこつラーメン

2009年12月12日 | 食べ物


昨日、ちょっと遅い時間にとんこつラーメン
などというものを食べたら、夜胃が苦しくなっ
てよく寝られなかった。そのおかげで、深夜の
クラブワールドカップ「浦項対マゼンベ」の試
合を見てしまった。それにしてもあのとんこつ
ラーメンは。

ラーメン自体食べるのは年に数回で、とんこつ
ラーメンに関しては、何年に一回という頻度だ。
前回は、地元のチェーン店で、よくこんなもの
が食べられるというのが感想だった。要するに
あの特有の臭いは決して良い臭いの部類ではな
いと思ってるのだ。しかし、食べられないわけ
でもない。で、今回は、博多に本店がある全国
チェーンの「一○堂」という店だ。一応とんこ
つブームの火付け役的店だろう。何故、大して
好きでもないとんこつラーメンの店に行こうか
と思ったかというと、あの人気店の味ってどう
いうものだろう、という興味が湧いてしまった
からだ。ちょっとした出来心のようなものだっ
た。遅い時間だから並ぶこともないだろうしと
(ラーメン屋に並ぶことは絶対しない)。

店に着いたのは9時近くだったが、それでも店
内は7分入り。未だに繁盛している。年齢層は
9割が20代(多分)。とんこつラーメン屋の
標準的な光景だろう。ラーメンと(三種類の中
の一つ)一口餃子を頼む。そのラーメンは、臭
いに関しては当然特有のとんこつの臭いはする。
しかし、地元のチェーン店ほどひどいものでは
ない。ゼラチン質が溶け込んだスープは、口の
周りがべたべたする。ストレートの乾麺のゆで
たらないような特有の麺。こくのあるスープと
絡むと得も言われぬ美味さを醸し出す、なんて
ことは勿論なくて、何で皆こんなものが好きな
のだろうと不思議に思いながら食べ終わる。替
え玉をしても良いくらいの腹具合だったが、結
果的には正解だった(食べたい味ではなかった
のが一番の理由だが)。その後、あれほど苦し
くなるとは。

これは、「一○堂」のラーメンが問題ではなく、
とんこつラーメンそのものが問題だったのだろ
う。考えられるのは、体が受け付けなくなって
いるということだ。まあしかし、元々好きでも
ないものだから、一生食べられなくなっても何
の問題もない。むしろ、食べないきっかけが出
来て良いくらいなものだ。それにしても苦しい
夜だった。
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