昨日、生まれて初めて「洗車マシーン」(で良いのか、
ガソリンンスタンドによくあるやつ)を使って、洗車
をした。
考えてみると、洗車マシーンを使うとか使わないとか
言う前に、洗車自体がかなり久しぶりな出来事だった。
今の車を買って、4年は経ったが、前回の洗車がいつ
だったかの思い出せない。
ひょっとすると、年に一度もしてないかもしれない。
まあ、そのくらい洗車はしないのだが、ここのところ
雪が降ったりで相当よごれが目立ってきていた。
雨が降れば(しかも土砂降り)、洗車代わりに車を出
せば良いのだがこの冬はそうもいかない。
で、あまりな汚さにとうとう行く決心をしたわけだ。
今まで使ったこと無いマシーンは、やり方が判らない
のでちょっと緊張する。
例えば、キャッシュディスペンサーなども、いつも使っ
てる機械ではない違う銀行などのものを使う時は、ま
ごまごしたりするものだ。
それが初めての、全く要領の分からないマシーンであ
ればその緊張は如何ばかりであろうか。
現場には、すでに一台の先客がいた。
何だか操作に手間取っている。
これこれ、この状況を恐れていたのだ。
出たり入ったりして、リアワイパーをガムテープで固
定したりと慌しかった。
自分でも、まずいと思ったのか、こちらに向かって「す
いませんと」と挨拶する。
こちらは全く気にしてないのだが(いつ立場が逆転す
るか分からないのだから)。
何とか先客は、マシーンに入った。
いよいよこちらの番だ。
操作盤の指示に従って操作するわけだが、確かにいろ
んな注意書きとかあり、良く見ないと分かり辛い。
先客を見ていて、ワイパーを固定しなくてはならない
ことは分かっていたので、備え付けのガムテープで固
定する。
それで一回外に出る。
そしてもう一度確認すると、アンテナもどうにかしな
いといけないことが分かり、再び外に出て、取り外す。
結局、先客と同じようなことをやっているではないか。
良かった、先客がいて。
おかげで余裕を持てたのだから。
すでに後ろには、二台も待ちの状態だった。
今度は場内音声に従って、車を所定の位置に止める。
後は、勝手にマシーンがやってくれる。
その時、一瞬、くらっと来た。
周りの囲いが移動して、良く電車などで隣の車両が動
いて、自分の車両が動いたように感じる時のあの眩暈
のような感覚、あれと同じようなものを味わったのだ。
慣れてる人にとっては何でもないだろうが、初めてだ
と、一つ一つのことが新鮮なのだ。
そして、マシーンが2往復ばかりして終了。
久しぶりにきれいになった車は、心なしかいつもより
誇らし気な顔をしていた(全くの嘘です)。