今朝は昔の寒さを思わせるような寒さで、最低気温は
マイナス13度だった。
しかも、予想最高気温がマイナス3度。
うーむ、本格的だ。
これだったら、冬将軍と呼んでも異論は無いだろう。
このくらいの寒さだと、部屋の窓の内側に氷の結晶が
張り付くので、気温を知る前に、かなり寒かったんだ
と予め知ることが出来る。
知ったからどうなんだ、という話もあるが、後で気温
を確認した時に、やはりねと納得の度合いが違ってく
るのだ。
つまり、合点の快感に影響してくるというわけだ。
と、ここで昨日の続きになるが、T君相手に豆カレー
の美味さを主張して、やはりヒヨコ豆は美味いという
話になって、ここでタイトルの「ガルバンゾ」が登場
することになる。
GARBANZO。
スペイン語でヒヨコ豆のことだった。
なんだか三銃士にでも出てきそうな名前だが、結構ヒヨ
コ豆としての認知はそれなりにされているようでもあ
る。
「ガルバンゾのカレー」と「ヒヨコ豆のカレー」どち
らが美味そうか。
これは難しい。
ガルバンゾーとも言うようだから、そうなるとナウマン
ゾーかなんかの仲間かということで、象のカレーをイメー
ジする。
象のカレー、あまり食指は動かない。
象のマークのカレーだったらありだと思うが。
それでは「ガルバンゾ」だとどんなイメージを想起する
か。
どうしても三銃士に出てくる誰かになってしまう。
或いは、サンチョパンザの幼馴染。
それか、ブニュエルの「銀河」に出てきそうな、サンチャゴ.
デ.コンポステーラを目指す巡礼の人を狙うこそどろ。
どうも、人のイメージしか出てこない。
それも良い人ではなく。
ということは、あまり美味さには結びつかないという
ことになる。
結果、ヒヨコ豆の勝ちである。
ということで、ここではこれからもヒヨコ豆で行くこ
とにする。
で、気になってスーパーの棚に並んでいるヒヨコ豆の
瓶詰めを見たら、ガルバンゾとラベルに印刷されてい
るのを発見した。
今までもあったのだが、全く気付かなかった。
ということは、発見したということではなく、単に気
付いたという話である。
これも、見てても見えなかった、という日常の一こま
であったのだ。