小幡憲仁 議会活動日記

よく考える政治!
20年後の高浜をイメージし、今の政治を考える。

マニフェスト・スクール福井

2009年03月21日 | 活動日記
福井市内で開催されたマニフェスト・スクール福井に出席しました。(私は実行委員会委員)

スクールの参加費が懇親会費も含めて1万3千円という金額で、政務調査費が支給されない高浜町議会議員にとっては少し辛い負担です。
しかしながら、前三重県知事で現在早稲田大学大学院教授の北川正恭氏を始めとした講師陣による講義内容は非常に得るものが多くこれからの議員活動に大いに参考になるものでした。

マニフェスト選挙が選挙結果に与える影響、都市部と郡部の違い等々・・・。せっかく知り得たとっておきの情報ですからここでは書かないでおきます。
講義終了後は懇親会にも出席しました。一日中、講義を必死で聞いていたので脳が激しくアルコールを求めていましたが、ぐっと我慢してウーロン茶で乾杯、参加者と懇談後高浜に帰りました。

音海小中学校閉校式

2009年03月20日 | 活動日記
音海小中学校の閉校式に来賓として出席しました。
数年来の議論の末、内浦地区の小中学校が統廃合されることとなり、平成21年3月末を持って音海小中学校、日引小学校、神野小学校が閉校されることとなります。
昨日まで学校から聞こえていた児童・生徒の歓声が明日から聞こえなくなる。
学校の閉校とはそういうことです。

大きな環境変化を迎える児童・生徒に影響が出ないように対応することが大切であり、議会としてもしっかりチェックしていかなければなりませんが、むしろ、地域の方々、特にお年寄りの寂しそうな顔が気になりました。
明治初期から135年の歴史を誇る学校の閉校。誰ひとり望まないことですが、ただ一点、子どもたちの教育環境のために大英断を下された地域の皆さまに、ただただ頭が下がる思いです。

3月定例会:最終日

2009年03月19日 | 議会活動報告
【本会議・採決】
早いもので3月定例会の最終日です。
午前中、全員協議会で午後の本会議の確認などを行いました。

午後、本会議が開催されました。
午後1時半から3時間近く休み無しで本会議が続きましたので非常にハードでした。
私の出番は、厚生文教常任委員会の委員長報告、野瀬町長に対し機構改革に関する質疑、そして、厚生文教常任委員会報告に対し議員から質疑がありましたので、委員長として答弁に立ちました。
さらには、議案に対する討論を行いました。

議案の採決では、町長提案の予算案件、条例案件等については全て賛成し、請願・陳情については全ての請願について採択すべきとの判断を示しました。
議員発議の「議員定数調査特別委員会設置議案」は、当然、賛成しました。

本会議での発言は自然と力が入りますし、座っている間も次の発言内容を必死に考えていますので脳細胞はフル回転、非常に体力が消耗します。
議場内が少し暑かったこともあって本会議が終了時点ではヘトヘトでした。

【議員定数調査特別委員会】
注目の議員定数調査特別委員会の設置議案については、賛成と反対の討論の応酬の末、採決が行われ賛成6名、反対8名で否決されました。
従って、委員会の設置は出来ませんでしたが、賛成議員有志による任意グループで議員定数の調査活動を行っていきたいと考えているところです。

あの時の一年生が、今日、卒業

2009年03月18日 | 活動日記
【和田小学校卒業式】
午前中、和田小学校卒業式に来賓として出席しました。
記録を調べてみると、私が始めて和田小学校で絵本の読み聞かせを行ったのが、2004年2月27日のことです。小学校1年生のクラスで読んだのです。その時の1年生が今日、卒業生として式に臨んでいるのです。
ひとりでも多くの子どもが本好きな子どもになるようにと始めた活動ですが、どうだったんでしょうか。月日が経つのは早いものです。

【地域医療対策特別委員会】
本日は地域医療対策特別委員会に出席しました。
町長から地域医療ワーキンググループの中間報告についての説明を受けて、今後の町としての方針について意見交換を行いました。

3月定例会:厚生文教常任委員会

2009年03月17日 | 議会活動報告
【厚生文教常任委員会】
本日は厚生文教常任委員会です。(私は委員長)
委員会に付託された5つの特別会計の新年度予算案と現行保育制度の堅持を求める請願について審査を行いました。

5つの特別会計については全員賛成あるいは賛成多数で全議案とも原案可決しました。
請願については、先日来調べてきた現行保育制度の見直し議論に関する国の審議会資料や、全国団体が国会に対して行ってきた要請活動内容の資料等も参考にしつつ慎重に審査を進めましたが、この委員会で結論を出すのは時期尚早として継続審査となりました。

【放課後子どもプラン運営委員会】
夜、教育会館で開かれた放課後子どもプラン運営委員会に委員として出席しました。
この委員会は教育委員会が行う学童保育事業の運営について審議するものです。
平成21年4月から内浦公民館において学童保育事業を開始することについて確認されました。これで和田・高浜・青郷・内浦の4地区全てで学童保育事業が行われることとなります。

【勉強会】
放課後子どもプラン運営委員会がほぼ終了した時点で会場を後にして、以前から実施している勉強会に出席しました。
今日は朝から晩までスケジュールびっしりの一日でした。

意見を聞く

2009年03月16日 | 活動日記
本日の議会予定は総務産業常任委員会です。私は厚生文教常任委員会所属ですから、本日の委員会には出席しておりません。

明日、厚生文教常任委員会では新年度の予算審議の後に、保育関係の請願を審議します。現在、国で議論が行われている保育制度の抜本的な見直しに対して、現行の保育制度を堅持すべきであるとの意見書の提出を求める内容です。

このため、現在子どもを保育所に入所させて仕事を続けている、いわゆるワーキングマザー2人に、この制度改正の概要を説明して意見を聞きました。
お聞きした意見は、議会での私の判断の参考にさせていただきます。

夜、昨日に引き続いて書斎にこもって議会の調べものをしました。

安土山の花見の飾りつけ

2009年03月15日 | 活動日記
午前中、和田観光協会理事が行う安土山公園の花見のためのちょうちんなどの飾り付け作業に参加しました。
なにしろ慣れない作業で苦労しましたが、午前中の作業で飾りつけが出来ました。

安土山は花見のスポットです。(写真は桜が満開の時の安土山公園)
花見にぜひお越し下さい。

午後は自宅で定例会の調べものをしていました。

祈年祭

2009年03月14日 | 区長・副区長の仕事
【祈年祭】
和田の新宮神社で行われた五穀豊穣を祈る祈年祭に出席しました。
正月の歳旦祭は寒かったですが、今日は流石にそれ程でもないだろうと高をくくっていたら、儀式で昇殿して着席した場所がまともに風が吹きつける場所で寒いこと寒いこと。
おかげで直会の熱燗が格別でした。

【討論原稿】
午後、議会最終日(19日)に行う予定の討論の原稿書きを行いました。反対討論がありそうな議案を予測し今のうちに原稿を書いておくのです。(必ず討論するかどうかは未定です)
この3月議会の最終日は、17日に開催する厚生文教常任委員会の報告もしなければなりませんし、議員定数調査特別委員会設置議案の質疑があれば答弁に立たなければなりません。
その上、議案で賛成討論もしておきたいので忙しい1日になることが予想されます。
今のうちに出来ることはやっておこうということです。

予算の採決など

2009年03月13日 | 活動日記
【高浜中学校卒業式】
午前中、高浜町学校の卒業式に出席しました。
毎年のことですが、無駄話しひとつない非常に整然とした卒業式で感動させられます。
山下校長の「人生には”気付き”が大切。学ぶことは気付きの力を養うことでもある」という趣旨の挨拶も良かったです。

【予算特別委員会】
予算特別委員会の最終日です。本日で一般会計の審議が終了し採決が行われました。結果は賛成多数で原案可決し委員会通過しました。
私は妥当なる予算編成であると判断し賛成いたしました。
最終日(19日)の本会議で最終的な採決が行われ正式に予算成立となります。

【観光協会理事会】
夜は観光協会理事会に出席しました。
安土山の花見のための「ぼんぼり」設営の段取り、ロケット花火再開に向けた取り組み状況の説明などがありました。

3月定例会:予算特別委員会

2009年03月12日 | 議会活動報告
議会は終日、予算特別委員会で一般会計の予算審議を行っています。

新年度予算では、子育て支援事業予算が平成20年度3,905千円に対し、平成21年度19,734千円となり、一気に5倍増となっています。
野瀬町長のマニフェストに「子育て世代を物心両面でバックアップ」とありましたがその言葉通りの予算編成です。

(以下、子育て支援事業の新規事業の一例です)
○病児デイケア事業。
子どもが病気になれば、保護者が仕事を休んで看病をするのが当たり前ですが、仕事の都合でどうしても会社が休めない保護者もいます。病気や病後で保育所に預けることができない子どもの看病と保育を親に代わってする行う事業が新年度始まります。
○一時保育事業。
保育所入所前の子どもを一時的に預かり、親の育児疲れを癒してもらうための事業です。育児疲れから児童虐待に繋がることを防ぐ意味からも必要な事業です。

○更には、現行小学校就学前までの医療費無料化について平成22年度から中学校卒業まで拡大する準備を進めること、子どもたちの心のケア体制の充実策として教育相談員を平成21年度に増員すること、経済的理由により進学を断念せざるをえない学生に対し町独自の奨学金制度の調査・検討を開始することなど盛りだくさんです。

行政運営がハコモノからソフトに移行すると、目に見える分かり易さが無くなります。
しかし何もしていないのではありません。この点、注意して欲しいのです。
一部に、以前は国や県から予算を獲得して様々な施設整備が行われたが最近はそれが出来ていない、といったことを言う人がいますが、こういう意見は全くデタラメですから惑わされないで下さい。
昔も今も、国・県から交付される財源に違いはありません。
大きく違う点は、町の預金を減らさない、借金を増やさない、このことを守りながら、これまでの多額の借金返済を行いつつ、それでも少しでも住民サービスを充実させるため必死にやりくりして予算編成をしているということです。