小幡憲仁 議会活動日記

よく考える政治!
20年後の高浜をイメージし、今の政治を考える。

原子爆弾

2012年03月04日 | プライベート
今日は、ある原爆被爆者の方から広島に原爆が投下された時の様子をお聞きする機会がありました。
その方は、新兵として赴任先の広島の陸軍飛行場の滑走路付近で被爆されたそうです。
爆心地からは4キロメートルの距離でしたが強烈な熱線と爆風を受け、周辺の建築物はほとんど破壊されたそうです。
背後から被爆する形で、髪の毛のある頭やシャツを着ている背中などは異常がなかったのですが、肌が露出している首の裏側に熱傷を負ったそうです。(ちなみに、熱傷は爆発による熱線によるもので放射線によるものではありません。原爆は爆発による熱線が最も大きな被害をもたらします。)
爆発の際の閃光と衝撃、爆風、それに巨大なきのこ雲はよく覚えているとのことでした。
まさに「ピカドン」だったようです。

後で、インターネットで調べてみると、爆心地から4キロメートルの距離では、放射線被曝は、0.05ミリシーベルト相当だと推定されているようです。従って放射線被曝による影響は全くなかったと思います。
(爆心から3.25キロメートルでも1ミリシーベルトだそうです。)

通信兵が無線を傍受していますので、この爆弾が新型爆弾だったことや日本の敗戦が近いことを基地の将兵は皆、知っていたそうです。
原爆投下後は、おびただしい死体を屋外でだびに付す作業を続けられたとのことです。

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