小幡憲仁 議会活動日記

よく考える政治!
20年後の高浜をイメージし、今の政治を考える。

笏谷石(しゃくだにいし)

2005年08月17日 | その他
福井市の足羽山西墓地で、直径、深さともに約30メートルもの陥没がありました。
現時点で、けが人は確認されていないとのことですが、お盆時期のことでもあり一歩間違えば大惨事につながるところです。きちんとした原因究明が必要です。

ところで、新聞報道によると現場の足羽山には笏谷石(しゃくだにいし)の採石坑道跡があり、これと因果関係があるのではとみられているようです。

今年4月、石川県加賀市で開催された西村幸夫町並み塾に参加し、北前船の船主の館などがある伝統的建造物が多く残る橋立地区を、教授と参加者で見学したことがあります。そこでは屋根や石塀などに数多くの笏谷石が使われておりました。当時、北前船で越前から運ばれてきたことをその時教えてもらいましたが、そのことを思い出し、今回の事故報道には本当に驚きました。

*写真はその時撮影したものですが、屋根のてっぺんの石が笏谷石です。棟石積と呼ばれる伝統的な建築技法を伝えています。

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