小幡憲仁 議会活動日記

よく考える政治!
20年後の高浜をイメージし、今の政治を考える。

和郷園グループを視察

2014年02月16日 | 研修報告
1月30日の東京出張の翌日、千葉県の和郷園を視察しましたのでその内容を報告します。


和郷園グループは、「農事組合法人和郷園」に加盟した農業生産者から農産物の出荷を受けて、「株式会社和郷」が販売、加工、生産技術開発等を手掛け、スーパーなどの取引先へ青果商品・加工品を出荷し、また、直営店・ネット通販なのでお客様に直販するグループです。

本部は千葉県の香取市にあって、株式会社和郷の本社、野菜のカットセンター、野菜の冷凍工場、フルートトマトのハウス農場、農業研修施設、レストランなどを順次、たっぷり時間をかけて視察しました。

野菜のカットセンターでは、周辺の農業生産者かた出荷された野菜(キャベツ、にんじん、ピーマン、玉ねぎetc)を低温施設内で用途別にカットして「カット野菜」として外食産業やスーパーに出荷します。

冷凍工場では、これも和郷園に出荷された野菜(ほうれん草、さつまいも、ゴボウ、枝豆etc)をカットして急速冷凍して、スーパー、生協等へ出荷します。冷凍加工することにより、年間を通して安定的に出荷が可能です。消費者側からするとカットしてバラ凍結してありますので、必要な分量だけ解凍して利用可能です。

フルーツトマトのハウス農場は、生産とビジネスモデルの検証を行っています。非常に大きな施設でしたが、これを事業化するには更に規模を拡大する必要があるとのことでした。

その後、農業研修施設とレストラン(写真)を視察しました。



また、和郷園代表の木内博一氏とも面談し様々なお話を伺うことができました。

これからの農業の在り方として、まず、葉菜類(ほうれん草やレタスなど)は人口光(LED)による工場生産、果菜類(キュウリ、ナス、トマトなど)は太陽光によるハウス生産、根菜類(大根、イモ類など)は露地生産とすべきとのことです。
農業振興には、①優れた農産物の生産技術と、②生産された農産物に様々な付加価値を付けて商品流通を担う、ことが大切だと改めて感じた次第です。





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