日本一“熱い街”熊谷の社長日記

組織論の立場から企業の“あるべき”と“やってはいけない”を考える企業アナリスト~大関暁夫の言いっぱなしダイアリー~

忌野清志郎の予言~命日に思う

2012-05-02 | その他あれこれ
本日5月2日はロックシンガー忌野清志郎氏の命日です。

早いもので、あれから3年。昨年の東日本大震災による福島第一原発の事故により、今またクローズアップされている彼の反原発ソング。改めてその歌詞を読んでみるに、24年も前に原発における地震リスクに触れ、放射能漏れの懸念を指摘して、政府や電力会社が言い続けてきた「日本の原発は安全です」を「根拠がない」と一刀両断しています。この、福島第一の事故の予言ともとれる、あるいは当時における未来への警鐘とも言えるあまりに鋭い指摘には、心底驚かされます。

いまだに避難民の帰宅のメドすら立たない福島を尻目に、確固たる安全性が確認されることなく再稼働ありきで動き出している大飯原発。またこの問題と裏で連動し、やはり安全確認を前提としない柏崎刈羽原発の再稼働を盛り込んだ再建計画を提出した東電。政府は今、愚かな過ちを繰り返しかねない、国民生活にとって大変危険な選択をしようとしています。関係者は今一度、清志郎氏の命日に氏の歌を聞き、歌詞をよく読んで、正しい選択をして欲しいと切に願うものです。

★「サマータイム・ブルース」動画★
http://protestsongs.michikusa.jp/japanese/summertime.htm

◆Summer Time Bluse(E. Cochran & J. Capehart 日本語歌詞:忌野清志郎)
(「プロテストソング・トピカルソングの傑作集」http://protestsongs.michikusa.jp/japanese/summertime.htm
より転載)

暑い夏がそこまで来てる
みんなが海へくり出していく
人気のない所で泳いだら
原子力発電所が建っていた
さっぱりわかんねえ、何のため?
狭い日本のサマータイム・ブルース

熱い炎が先っちょまで出てる
東海地震もそこまで来てる
だけどもまだまだ増えていく
原子力発電所が建っていく
さっぱりわかんねえ、誰のため?
狭い日本のサマータイム・ブルース

寒い冬がそこまで来てる
あんたもこのごろ抜け毛が多い (悪かったな、何だよ)
それでもテレビは言っている
「日本の原発は安全です」
さっぱりわかんねえ、根拠がねえ
これが最後のサマータイム・ブルース

(原発という言い方も改めましょう。
何でも縮めるのは日本人の悪い癖です
正確に原子力発電所と呼ぼうではありませんか。
心配は要りません)

あくせく稼いで税金取られ
たまのバカンス田舎へ行けば
37個も建っている
原子力発電所がまだ増える
知らねえ内に漏れていた
あきれたもんだなサマータイム・ブルース

電力は余ってる、
要らねえ、もう要らねえ

電力は余ってる、
要らねえ、欲しくない

原子力は要らねえ、
危ねえ、欲しくない

要らねえ、要らねえ、欲しくない
要らねえ、要らねえ、

電力は余っているよ
要らねえ、危ねえ

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