秋田マニア愛好会 (秋田県が好きであり、川反を元気にする団体)

一日一日を大切にし、暮らしや経済を活性化させることを1つの目的とする。

新東名で豊田東JC-御殿場JCが60分短縮へ

2016-02-14 05:41:28 | 日記
 このほど新東名高速道路の豊田東JC-御殿場JCが開通した。中日本高速道路によると同区間の開通により、豊田東JC-御殿場JCは東名経由よりも新東名経由のほうが60分短縮となるという。

 新東名高速の延伸により、愛知県、静岡県の移動がスムーズになる。東名、新東名のダブルネットワークは非常に利便性が増すこととなる。片方が通行止になっても、迂回することができ、一般道へ回る必要はなくなる。

 大規模災害が発生しても、2つの選択肢があるので、心強い。新東名は東名よりも山側に位置していて、海からの大波の影響は受けない。台風が接近しても、ほぼ影響はないとみられる。

 新東名高速の延伸は工場や物流拠点の進出が加速するものとみられる。現在でも利便性が高い地区にさらに規格の高い高速道路が完成することによる影響は大きい。コンビニやインターネット販売の売上は増加傾向であり、商品を管理、発送するには物流拠点の構築が不可欠である。

 大手製造業者は海外へ生産拠点を移転させてきたが、近年の円安もあり、国内へ回帰させている企業が増加している。そのことを踏まえると今後、新たに生産拠点を設ける必要があり、愛知県や静岡県への生産拠点を置くことは悪くはない。むしろ東京-大阪のいわゆるゴールデンルートの間に位置し、大消費地を控える場所にある。

 関東地方では圏央道の延伸により、首都圏中心部を経由せずに、移動しやすくなった。新東名の延伸は長距離移動をするクルマにとっては有益である。

静岡空港の搭乗者数が増加

2016-02-14 05:02:27 | 日記
 2015年の静岡空港の搭乗者数が70万人近くになったという。国内線の搭乗者数は微増ではあるが、国外線では2倍近く増加していて、訪日外国人の利用が搭乗者数を押し上げていることがうかがえる。

 静岡空港の建設が決まったときには反対意見も少なくはなかった。静岡空港への東海道新幹線の乗り入れは運行主体であるJR東海が難色を示し、現在まで実現には至っていない。

 今後は訪日外国人のさらなる来訪を見据え、静岡空港に東海道新幹線を乗り入れることも検討するべきだ。リニア中央新幹線の品川-名古屋が開業すると東海道新幹線には多少なりとも余力が生じる可能性が高い。

 新東名高速道路の静岡県内区間は全線が開通していて、東名高速道路とのダブルネットワークがある。羽田や成田空港は発着枠がほぼ限界に達し、簡単に増便できないのが現状である。空港と新幹線の連携により、外国人を受け入れる態勢を充実させ、さらなる観光立国を目指すべきだ。

 静岡空港は東京や名古屋、大阪との便は距離が近いことで運航されていない。国内旅客には限界があるので、どうしても国際便への利用へシフトせざるを得ない。

 首都圏の第3の空港が建設されるわけではないので、静岡空港の役割は意外に大きい。

札幌市が2026年五輪を招致へ

2016-02-14 04:50:04 | 日記
 札幌市は2026年開催の冬季オリンピック・パラリンピック開催を招致することとした。五輪招致は開催費用が大きいものの、インフラ整備や経済活性化にも打ってつけであり、ぜひとも招致に成功してもらいたい。

 札幌市は五輪開催費用を4,000億円以上かかると試算している。市の負担は2割程度で、他は国や北海道、民間企業等へ負担を求めるという。

 1972年に札幌市で冬季五輪が開催されたことがあり、既存の施設はたくさんあるものの、老朽化が進んでいるので、大半は新設するという。施設整備にどれくらいの費用がかかるのか、きちんと精査したものを公表し、市民アンケートを踏まえつつ、対応するべきだ。

 1972年に札幌市で五輪が一度開催されたことがあるので、一定のノウハウを有している点は有利ではあるものの、まだ開催していない都市も数多く、どのような判断が下されるだろうか。

 2018年には韓国・平昌、2022年には中国・北京で冬季五輪が開催されることが決定している。26年に札幌市での開催となれば、3連続のアジアでの開催となり、しかも場所が比較的近いところでの開催となるので、大陸間のバランスを考慮すると不利な点は否めない。日本から韓国や中国は比較的近く、これは不利に作用するとみられる。

 札幌市の場合、高速交通体系は概ね整備されている。空港は近くに滑走路2本を有する新千歳空港を有し、地方空港では格段に発着回数が多い。高速道路は道央自動車道や札樽道が整備されているので、問題はない。札幌市には新幹線はないものの、現在建設中であり、26年の五輪開催が決定すれば、ひょっとすると前倒しで整備する可能性も浮上する可能性があるが、現実性は低いとみられる。

 札幌ではJR線や路面電車、地下鉄3線を有し、移動はしやすいといえる。明治時代以降に開発され、街が碁盤の目状に整備されているので、そう複雑な道路はないといっていいだろう。

 26年の札幌五輪が決定すれば、20年開催の夏季東京五輪と合わせ、日本の経済を活性化させるチャンスである。政府は訪日外国人の来訪者数を2,000万人にするという目標を掲げ、国際観光に熱心に取り組んでいる。

 今後、札幌市がどのような五輪招致活動をするのか、注意深く見守りたい。