セーブオンが山形県から撤退へ

　前橋市に本部を有するコンビニエンスストアのセーブオンが３月中に山形県から撤退する計画があることがわかった。

　セーブオンは山形県内では山形市を中心に３０店舗ほどを有していて、近年はセブンイレブンやファミリーマートに攻め込まれた感があった。

　セーブオンはかつて長野県にあった店舗すべてがローソンになった経緯があり、経営の効率化、いわゆるリストラとみられる。

　コンビニ３社の寡占化が進むことは確実である。

自民党が今井絵里子氏を擁立へ

　自民党は７月に実施される参議院選挙において、比例代表選挙区（全国区）で元ＳＰＥＥＤに在籍したタレントの今井絵里子氏を擁立することとなったという。

　今井氏はＳＰＥＥＤに在籍し、ヒット曲を連発したこともあって、知名度は抜群である。さらに自身の子どもの障害についても公表し、それに関わる活動を続けるなど社会貢献も行っている。

　比例代表選挙区は全国が選挙区であり、どうしても知名度の高い候補が有利となる。自民党に限らず、いわゆるタレント候補が今後、擁立され、立候補する運びとなるとみられる。

　今井氏のそうであるが、菊池桃子氏も立候補すれば、普段、投票に行かない人も行くようになり、選挙啓発、投票率の向上につながる。

司法試験の予備試験受験者増加

　司法試験の予備試験の合格者が４年連続で増加し、過去最高を記録したという。予備試験は法科大学院を修了することなく、司法試験を受験できる制度である。経済的理由などにより、法科大学院へ行けない人などを対象としている。

　予備試験は今後ますます受験者が増加することは確実である。やる気のある人であれば、法科大学院を経なくても、十分合格は可能である。

　予備試験合格者の司法試験合格率は法科大学院修了者の３倍程度である。バイパスルートの整備されていることは非常に素晴らしい。効率良く、法曹資格を得ることができるのである。ＬＥＣやＴＡＣなどの受験予備校に通い、きちんと努力すれば、司法試験といえども合格できるといえる。

　予備試験はいわゆる「抜け道」ではあるが、正規の試験であり、これを有効に活用し、法科大学院を経ることなく、積極的に司法試験に挑戦してほしい。

　弁護士になっても、単に有資格者というだけでは仕事にありつける時代ではない。どの業務でもそうであるが、いわゆる営業力がないと顧客はついてこない。弁護士といえども、客商売である。