路の途中

35歳からジョギングを始め、今もゴールを目指してさまよい続ける市民ランナーの記録。

振り返ってみれば と 成長してない!

2008年09月15日 06時13分46秒 | Weblog
○振り返ってみれば
 「けがのデパート」を自称する私ですが、子どもの頃から生傷の絶えない子どもでした。別の見方をすれば、落ち着きが無く(=か?)活動的だったから並みの子どもより総合的な運動神経(必ずしも運動能力とはイコールではない)は良かったように思います。
 自慢になるか、自虐になるかぎりぎりのエピソードですが・・・。
 小学校4年生の時に、子供会の野球チームに入会。初めてすぐに高学年を押しのけ「ライパチ」(8番ライト)に。コーチからも「すじがいい」と言われる。しかし、その後あまり上達はせず(6年生のころには3番サードにはなっていましたが6年生が少なかったんですね。)引退のころ「あんまりうまくならなかったよね」と言われてしまいました。
 たいていのことがそうだったのですが、何でも最初は人並みかそれ以上はできるのですが、その後なかなか上達しない。そんな経験を繰り返してきました。

 そうそう、けがの話です。
 大学で体操をしている時も良くけがをしました。ロンダートバク転から宙返りをするために踏み切った瞬間に足首をひねり強度の捻挫・・・なんていうことは序の口で、鉄棒では車輪からのフットサークルの戻しに失敗し、高鉄棒の上にあばら骨から落下し、肋軟骨骨折。跳馬では、塚原跳びの練習の初期に自分の膝で額を強打し、額が割れて(勿論おでこの皮が破けたという意味であり頭蓋骨が割れたわけではありません)数針縫うけが。(今ではそんな柔軟性はないので信じられない話ですが)・・・思い出すことができないけがはたくさんあったんだろうと思います。(鉄棒で両手の皮がべろーんと剥けるなんてのはけがのうちには入らないし)

 就職してからもけがは続きます。忘れもしない就職1年目の「事故防止」の研修会でガラス管の加工中のけがを防止する実習中にそのガラス管でけが。病院に運ばれ指を縫われる。(いまだに笑い話です)
 スポーツ系の研修中にも棒で目をつつかれコンタクトレンズが目に張り付いてしまい、眼科に担ぎ込まれたこともありました。
 道の段差を踏み外し足首をひねった拍子に骨折してしまったことも2度程有りました。昨年は暴れている子どもを取り押さえている最中に踏ん張ったら左足中足骨骨折。

 でも、考えてみると「ランニング中」もしくは「練習のしすぎ」で、けがっていうのはほとんどありません。(走り始めたころに膝痛で苦しんだことはありましたが)ランニング以外のことでけがをして、走れなくなるということが多いような気がします。これからも十分注意して行かなくてはいけないと思いました。

○成長していない
 と思うのは、けがをするプロセスがあまり変わらないということ。不慮の事故っていうのは防ぎようがないのですが、段差を踏み外しそうだから注意して歩く(もしくは走る)という注意に欠けた時に事故が起こりやすくなっているとか。無謀なことに挑戦してけがをしているとか。
 後者の方では、今それをやる心と体の準備が充分に出来ているのかの見極めが出来ずに、結果的に体を痛めてしまう というパターン。
 まぁ、そのおかげで(無謀なことに挑戦して楽しかったという成功体験があるからなかなか止められないんだろうけれど)楽しい経験をすることが出来ては来たけれど、そろそろ無謀に起因するけがには無縁になるようにして行かなくてはいけないなぁと今回のアキレス腱を痛めたことで思いました。
 
 でも、きっと今日は我慢できずに走ってしまうんだろうなぁ。まぁ、それでも自分の身体と対話しながらぼちぼちとやっていきたい。