光産業技術動向ブログ OITT

OITTとは、Optoelectronic Industry and Technology Trendの略称です。

リコーが太陽光O&Mを全国展開、オフィス事業の強みを生かす

2016年06月27日 | 新現象・新技術

 リコージャパンは「スマートコミュニティJapan 2016」(2016年6月15~17日、東京ビッグサイト)に出展し、新規事業として取り組むエネルギー関連ソリューションを展示。その中で同社が展開している太陽光発電設備の運用保守(O&M)サービスを紹介した。2年ほど前から展開している新規事業だが、現在130カ所、合計約100MWの太陽光発電所のO&Mを手掛けており、順調に規模を拡大しているという。


 同社のO&Mサービスでは、パワーコンディショナー(PSC)に設置した監視装置を通じた異常時のアラート通知、ストリングス監視による発電量のモニタリング、定期レポートの作成といった基本的なサービスに加え、パネル清掃や発電所内の除草作業、代行訪問などのオプションも用意する。監視サービスは24時間365日対応する。


 こうしたO&Mサービスは他事業者も展開しているが、リコージャパンの強みとするのが「駆けつけ対応」サービスだ。太陽光発電所は全国に数カ所ある監視センターで集中的に遠隔監視を行っている。その中で発電量の不具合などを検知すると、すぐにリコージャパンのカスタマーエンジニアを派遣し現場の確認を行える体制を整えている。現場に派遣されたエンジニアは目視などで障害の原因を探り、簡単な復旧作業で済むものであればその場で対応する。機器の交換や修理、工事などが必要な場合はメーカーや販売・施工業者に手配を行う仕組みだ。


詳しい情報はこちら。
太陽光:リコーが太陽光O&Mを全国展開、オフィス事業の強みを生かす - スマートジャパン


光技術や光産業での情報交流フォーラム
エイトラムダフォーラム
http://www.e-lambdanet.com/8wdm/

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする