2011年10月20日、東京のお台場にある日本科学未来館で、経済産業省と財団法人デジタルコンテンツ協会主催の “デジタルコンテンツ EXPO 2011”が開幕した。コ・フェスタ(JAPAN国際コンテンツフェスティバル)2011のオフィシャルイベントとして行われる本イベントには、最新のデ ジタル技術を活用したインタラクティブコンテンツ、アートなどが集結。未来を感じさせるそれら作品の体験、デモンストレーションを楽しむことができる貴重 な機会となっている。今年はCG、3D(立体視)、バーチャルリアリティー(仮想現実)、AR(拡張現実)などを中心とした55作品が出展。開催期間は 2011年10月20日~22日までの3日間で、入場は無料となっている。
今回の展示でもっとも多く見られたのは、3Dに関連した出展。3Dそのものズバリという作品としては、会場入ってすぐのところにあるソニーPLCが開発 した“3D LED ディスプレイ”が挙げられる。LEDを使用した巨大なスクリーンで、これが優れているのは外光が入ってしまう明るい場所でもしっかりと3D表示が可能な点 だ。またソニーPLCは、2Dと3Dを同時に表示できる撮影カメラも展示。2Dと3Dを同時に表示……と聞くと何やらややこしい感じもするが、(観るぶん には)何も難しいことはない。このカメラで撮影した映像をモニターに映し、そのまま観れば一般的な2Dになり、3Dグラスをかけると3D立体視で観ること ができるのだ。
慶應義塾大学環境情報学部 筧康明研究室が出展した“ペタンコ麺棒”でもKinectセンサーは使われていた。これは、センサーが仕込まれた台の上にモノを置くと、物体の凹凸といっ た情報が収集されて平面の映像となり、その上で専用の機器“ペタンコ麺棒”を転がすと、凹凸データを読み取ってモーター駆動で手応えを再現してくれるとい うもの。Kinectセンサーはここで、物体の凹凸を測定するために使用している。
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<a href="http://www.famitsu.com/news/201110/20052295.html">主役は3D映像とKinect? スゴすぎる未来技術も――デジタルコンテンツ EXPO 2011が開催 - ファミ通.com</a>
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