光産業技術動向ブログ OITT

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「Netbookを超える使いやすさを」――新生Mebius発表会

2009年04月22日 | 新製品
「Netbookを超える使いやすさを」――新生Mebius発表会

約1年ぶりに市場へ投入されるシャープの“新生Mebius”は、「光センサー液晶」技術を世界で初めて採用したNetbookだった。少しだけ触ってきました。
世界初の光センサー液晶パッドを搭載した新生「Mebius」

 シャープは4月21日、光センサー液晶を搭載した世界初のノートPC「PC-NJ70A」を発表、都内で記者説明会を実施した。シャープのノートPCは、2008年4月発売の「Mebius FW」シリーズを最後にコンシューマー市場から姿を消していたが、今回約1年ぶりに新製品が投入されることになる。実売価格は8万円前後で、発売日は5月下旬だ。

 PC-NJ70Aは、1024×600ドット表示の10.1型ワイド液晶を搭載するNetbookで、入力デバイスとして搭載された「光センサー液晶タッチパッド」が最大の特徴。製品説明を行ったシャープパーソナルソリューション事業推進本部副本部長の新井優司氏は、手書き操作とマルチタッチ操作を両立した光センサー液晶パッドは「従来技術である静電容量式と抵抗皮膜式のよさをすべて兼ね備える」と紹介。マルチタッチ入力のサポートをはじめ、圧力や電気を使わないペン入力、表示品質の高さ、タッチしたものの形状まで認識できる点などを挙げ、「従来のPCにはない楽しみ方を提案できると思う。(光センサー液晶の採用は)直感的な操作への革新だ」と自信を見せた。

 なお、光センサー液晶パッドを利用して行う簡易スキャン機能については、現状では搭載されていないものの、今後のアップデートで対応する予定があるという。また、光センサー液晶向けのソフトウェア開発キットの配布や、ソフトウェアベンダーとの連携、デバイス自体のOEM供給なども積極的に展開していきたいとコメントしている。

詳しい情報は以下より。
光センサー液晶パッド搭載:「Netbookを超える使いやすさを」――新生Mebius発表会 - ITmedia +D PC USER

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