太陽光 ニッポン立ち往生 後押し足りず…導入量、3位転落
2008年末時点の日本の太陽光発電の導入量は200万キロワット弱と、07年の世界2位から3位に転落したことが6日、
民間国際団体「再生可能エネルギー政策ネットワーク21」(REN21、本部・ドイツ)の調査で分かった。
地球環境問題の解決を視野に、太陽光発電の市場拡大を見込む関連産業が積極姿勢を見せる一方、日本政府の対策の遅れのツケが回った形だ。
REN21が各国の設備容量を調査した結果、1位はドイツで540万キロワット、2位のスペインは230万キロワット。
日本は197万キロワットにとどまった。スペインが順位を上げたのは昨年1年間に、大型原発1基分を上回る170万キロワットを導入したため。
新規導入量の2位はドイツ(150万キロワット)、3位は米国(30万キロワット)、日本は4位で24万キロワットだった。
かつて世界一の日本だが、04年に年間導入量で、05年に累積でいずれもドイツにその座を明け渡した。
背景について飯田哲也・環境エネルギー政策研究所長は「政策の差だ」と指摘する。
ドイツは1991年、家庭などの太陽光発電設備で作った電気を電力会社に買い取らせる制度を導入。
この制度はフランス、イタリアをはじめ20カ国以上に広がり、スペインは08年から買い取り価格引き上げといった政策強化に乗り出した。
米国でもカリフォルニア州など6州が導入済みで、他州も追随する構えを見せている。
各国のスピーディーな対応について、飯田所長は「韓国やイタリア(の導入量)も日本と同水準との調査結果がある」と語り、
「後手に回る日本」にいらだちを隠さない。
詳しい情報は以下より。
総合/太陽光 ニッポン立ち往生 後押し足りず…導入量、3位転落 - FujiSankei Business i./Bloomberg GLOBAL FINANCE
光技術や光産業での情報交流フォーラム
エイトラムダフォーラムのご案内
http://www.e-lambdanet.com/8wdm/
2008年末時点の日本の太陽光発電の導入量は200万キロワット弱と、07年の世界2位から3位に転落したことが6日、
民間国際団体「再生可能エネルギー政策ネットワーク21」(REN21、本部・ドイツ)の調査で分かった。
地球環境問題の解決を視野に、太陽光発電の市場拡大を見込む関連産業が積極姿勢を見せる一方、日本政府の対策の遅れのツケが回った形だ。
REN21が各国の設備容量を調査した結果、1位はドイツで540万キロワット、2位のスペインは230万キロワット。
日本は197万キロワットにとどまった。スペインが順位を上げたのは昨年1年間に、大型原発1基分を上回る170万キロワットを導入したため。
新規導入量の2位はドイツ(150万キロワット)、3位は米国(30万キロワット)、日本は4位で24万キロワットだった。
かつて世界一の日本だが、04年に年間導入量で、05年に累積でいずれもドイツにその座を明け渡した。
背景について飯田哲也・環境エネルギー政策研究所長は「政策の差だ」と指摘する。
ドイツは1991年、家庭などの太陽光発電設備で作った電気を電力会社に買い取らせる制度を導入。
この制度はフランス、イタリアをはじめ20カ国以上に広がり、スペインは08年から買い取り価格引き上げといった政策強化に乗り出した。
米国でもカリフォルニア州など6州が導入済みで、他州も追随する構えを見せている。
各国のスピーディーな対応について、飯田所長は「韓国やイタリア(の導入量)も日本と同水準との調査結果がある」と語り、
「後手に回る日本」にいらだちを隠さない。
詳しい情報は以下より。
総合/太陽光 ニッポン立ち往生 後押し足りず…導入量、3位転落 - FujiSankei Business i./Bloomberg GLOBAL FINANCE
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