この前の岩手八幡平温泉ツアーで一番気に入った温泉が最後に入浴した安代にある新安比温泉、清流閣。安代ICのすぐ近くにあり、その施設は予想外に立派なものでした。日帰り入浴専用の入口から入り、入浴料700円と少し高め。
地下に降りる形で大浴場元湯に。今度の湯はこの日入浴してきた硫黄泉と違って、ナトリウム-塩化物強塩泉で源泉32.4℃、pH6.9。気になっていたのは、ここが強食塩泉で成分総計で33,100mg/リットルと、東北でも指折りの濃い温泉で、能代の船沢温泉に次ぐほどの量。風呂は、内風呂に寝湯、打たせ湯、サウナ、露天。お湯は茶濁で底も見えず、掛け流しの洗い場はうろこ床になった場所や、鉄分の凝結分がそこここに。入ってみると、インパクトのあるお湯で、超金気臭でかなり強めの塩味。温泉に入った気がしました。露天を見ると、透明のお湯が張ってあり、匂いは塩素消毒臭。後で聞いたら、沸かし湯とのこと。普段なら見向きもしないけど、内湯が濃すぎるため、肌休めには丁度良いかも。
出て、フロントの方話していたら、もう一つ風呂があるとのこと。そちらは実はメタホウ酸が日本一の含有量で、環境庁も試験で使うほどだと。入って良いとのことだったので、気合でもうこの日5湯目の入浴に。こちらも強食塩泉で、強い塩味がするお湯でしたが、色が薄茶濁という感じで、源泉が異なるため、やはり違いがありました。
ホウ酸は強い殺菌作用があるとのこと。アトピーなどにもいいそうです。今まであまりホウ酸は気にしたことがなかったけど、日本一の湯が岩手にあるなんて。入浴料700円は高かったけど、ここは価値のある700円だった気がしました。
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