本日は満室御礼となりました。お断りしたお客様、ごめんなさい。満室なのですが、満員ではなく、また素泊まりの方が多く、夕食後のお話しタイムは仕事の方だとありませんので、比較的時間に余裕ができます。
本日は買い出しのついてに実際の酒蔵を少し見て廻ろうと重い腰を上げました。ただ今回は中に入ることはせず、場所と外観、来客受入れの可否などのチェックが中心。
手始めに大仙市西部の酒蔵。最初は当YHと同じ集落にある金紋秋田酒造<酒銘・山吹>から。秋田富士酒造は大正時代からある酒蔵で、同じ場所に昭和48年、栗林酒造<六郷/酒銘・春霞>、初桜酒造<中仙/酒銘・初桜>などの共同壜詰会社として金紋秋田が併設。現在は金紋秋田として酒製造を行っています。かつては弱小メーカーとして販売店が取り扱ってもらえなかったこともあるようで、ネット販売が中心になっており、入口から先はまるっきりの工場状態で入りにくい感じでした。
次に南外地区にある出羽鶴酒造<酒銘・出羽鶴>。こちらも工場感が強く、気軽に入れる感じではなかったので、外から撮影だけで撤収。
南外から県道30号線を北東に進むと神岡地区になります。ここには大正時代に創業した福乃友酒造と刈穂酒造があります。福乃友酒造<酒銘・福乃友/冬樹>は神宮寺駅からすぐ、国道13号沿いにあります。ここは年に何度か蔵開き祭りの開催や、樽酒量り売りなどの他随時見学可能だったり、喫茶コーナー併設など来場客の対応も大仙市の酒蔵ではトップクラス。入口に営業中の看板がありましたが、入ると買わないと出られなくなりそうだったので、外からの撮影だけに留めました。
福乃友酒造の裏に廻ってみると秋田では、ない家がないと云われるほど高い人気の「味どうらく」醸造元の東北醤油の本社工場がありました。こちらも次の調査対象ですので外観だけ撮影。
国道と雄物川の間の旧道沿いの住宅地には刈穂酒造<酒銘・刈穂>がありました。ここは南外の出羽鶴酒造(古くは落合酒造)が交通が不便で、奥羽本線開通後、舟運の蔵を買い取って酒蔵にした酒蔵。入口脇に黒漆喰で化粧された立派な蔵が屋根付きで保存されていました。入口は目印の杉玉がありますのですぐにわかりましたが、気軽に入れる雰囲気ではなかったので、蔵を少し見て撤退。
一時時々
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