先日、時間の空いた時に敷地内に生えていたふきのとう(秋田弁でバッケ)を収穫し、恒例のバッケ味噌作りとなりました。
都会では貴重なバッケですが、こちらでは雑草扱い。ふきのとうの時だけ貴重がられますが、放置すると塔が立ち、花が咲いた後、例年5月中旬には綿毛の種を飛ばすため、網戸に張り付いたりしてその前までに草刈り機の餌食にしてしまいますので、バッケ味噌を作る際には遠慮なく採取。
敷地内を30分ほどウロウロして、バケツ半分ほどになりました。山菜の類は、採るのはタダですが、それを食べられるように加工するのが大きな手間です。採ったバッケは、洗って、泥やゴミなどを落とし、当YHの場合は、花があるとアクが強く、出来上がりのバッケ味噌が茶色くなってしまうため、花をザックリと取り除きます。バケツ半分でしたが、そうしたところ約300gになりました。
これを熱湯で軽く茹でて、刻んで、砂糖、味噌と合わせてフライパンで炒めて完成です。ネットなどにあるレシピより砂糖少な目、バッケ多めで作りました。出来たバッケ味噌はほぼ例年と同じような量になりましたので、今年のバッケ味噌作りは1回で終了。バッケを保存するのは難しく、味噌にするのが数少ない方法です。今年も朝食でお客様に提供する予定です。
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