本日より長期滞在のビジネスのお客様が来られて、今年の連続営業が始まりました。今回はいつもの方とは異なりますが、途中でバトンタッチとなるような感じですので、少し早めに始まっただけの感じです。こういう時期ですので、利用頂けるお客様には感謝です。
さて、先日の臨時温泉ツアーでは、雄和の日帰り入浴施設ユアシスで入浴後、同行したお客様にははずれかもしれないと了承を得て、新規開拓に付き合ってもらいました。由利本荘と大曲の間の山地には幾つかの冷鉱泉がありますが、そのうちの一つ、小羽広(こはびろ)館。県道29号線から少し谷に入った一軒宿。湯治場という看板が下がっていますが、なるほど昔流行った湯治場風でした。
入浴料400円。沢水を沸かして使用しており、温泉分析表の掲示はなく、このため宿も「温泉」を名乗っていません。浴槽1つで3人も入れば狭さを感じる浴槽で、浴槽下部から循環のお湯が噴出されており、消毒臭を感じました。しかし浴槽脇にある蛇口をひねると、かなりしっかりと硫黄臭のある冷泉が出てきて、これだけで浴槽があればと考えるほどでした。
手持ちの古い資料には単純硫黄冷鉱泉なる表記もあり、他の入浴客も単純温泉に分類されると話していました。その方曰く、潰瘍に効くとのこと(効果には個人差があります)で、度々通ってきているとか。先に入浴した融和のユアシスは公共の設備の整った温泉施設でしたので、対照的なものになったかと思います。そのお客様が良かったと判断するかどうかは、次にまた来て頂ければ答えが出ます。この後、昼過ぎに、雄物川町の木戸五郎兵衛村でお客様を降ろして、臨時温泉ツアーは終了となり、あとはそれぞれでかまくら祭りを楽しんで頂きました。
時々
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