
ビジネスのお客様もいることもあり、なかなか出かけることが出来ない日々が続いています。昨日は明け方に激しい雨が降り、畑の水撒きは免除になりましたが、外作業できる状況ではありませんでした。そんな日には、また思い出したように秋田県の鉱山のお勉強を少しずつ行っています。
大仙市から始まり、県南が一通り終わって、鹿角、大館と進み、現在は北秋田市。今日は森吉炭田を調べていました。森吉山のふもとにはかつて、森吉炭田と阿仁炭田の二つあったとのこと。それでも福島県いわき市の常磐炭鉱ほどの知名度はなく。あまり資料もネットでは調べることが出来ません。それでも断片的なことを集めると、森吉炭田には奥羽無煙炭鉱と阿仁前田炭鉱というものがあり、それぞれが架空鉄索(ゴンドラリフト)と森林鉄道を使って現秋田内陸縦貫鉄道(当時の阿仁合線)の桂瀬駅と阿仁前田駅まで運びたし、全国に出荷されていたとのこと。
一番わかりやすかった資料が、なんと町の広報誌。今回は「広報もりよし(平成元年6月)」のコラム欄に詳しく話が出ており、当時の炭鉱の構内図なども掲載されており、大助かりでした。以前、阿仁鉱山を調べたときに、阿仁炭田の大阿仁炭鉱の遺構は見に行き、観光客に勧められる状態ではないとわかっていましたが、今回の森吉炭田も同様なのでしょう。でも時間があれば、是非現地に行ってみたいと思っています。
