フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

6月13日(日) 曇り

2021-06-14 11:39:05 | Weblog

7時45分、起床。

トースト、ベーコン&ハム&エッグ、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

朝刊をパラパラ見ていたら、アルマーニへのインタビュー記事が載っていた。私自身はとくにファッションに関心があるわけではないが、卒論でファッションをテーマにしている学生がいるので読んでみる。

ポスト・コロナの観点からみたこれからのファッション業界のありかたについての提言だった。

 ファッション業界が目指すべき方針は、「生産量を減らし、よりよい物を作る」ということに集約することができます。そのためには、長年の商習慣であるファッション業界の暦を変えなければなりません。

 まずはショーの数を減らす必要があります。商品が店頭に並ぶ期間を長くして、販売時期が自然の季節の移り変わりと合うようにするのです。まだ寒いのに夏用のリネンのドレスが店頭に並んだり、暑いのに冬用のコートが売られるようなことをやめるべきです。

 無責任な商習慣をやめて無駄を減らし、環境に有害で終わりがない異常な生産サイクルに終止符を打たなければなりません。

「ファッション業界の暦を変える」。なるほどね。

このところ、2階の書斎の窓を開けていると、近くの電柱から雀の声がよく聞こえる。子雀が一人前になるためにあれこれ訓練を受けているようである。

昨日のブログを書いてアップする。

講義原稿を書く。

2時近く、昼食を食べに出る。麺類がいいかなと思う。

「ホンズ・キッチン」がやっていたので、まだここでは注文したことのないフォーを食べてみよう。店の写真を撮っていると、ホンさんがこちらに気づいて手を振った。

こんにちは、フォーをお願いします。

ホンさんはメニューのフォーの写真を指差しながら、これはもうないので、こちらを出しますと言って、チキンライスプレートの写真を指差してた。

えっ、どういうこと?

言っていることの意味がわからず、戸惑っていると、フォーが運ばれてきた。ああ、そういうことか。本来は蒸した鶏肉が入っているのだが、それが完売してしまったので、レモングラス(香草)でローストした鶏肉で代用したということのようである。うん、これはこれで美味しいです。いままで食べたフォーはスープは薄味の店が多かったが(自分で調味料をあれこれ加えて自分好みの味にもっていく)、ここのスープは味が濃い。なのでレモン汁以外の調味料は加えずに食べた。

海老入りの生春巻きを追加で一本注文してみた。タレは甘酢なんですね。「ティティ」だと生春巻きには味噌ダレで、揚げ春巻きには甘酢ダレである。

日曜日は午後3時まで。私が食べ終わる頃に入って来た客がパクチー抜きのフォーを注文した。彼が本日最後の客になるだろう。

(カフェ仲間のトモミさんから夜に連絡をいただいた。今日のお昼、私のブログで知った「ホンズ・キッチン」に初めて行ってみてフォーを食べましたとのこと。それは奇遇ですね、私も今日行ってフォーを食べたんですと、フォーの写真付きで返信をすると、「ええっ~」とびっくりされていた。彼女が食べたときはまだ通常の蒸し鶏だったようである)。

帰宅して、ちょっと昼寝をしてから、原稿書き。

5時を回った頃、散歩に出る。天気予報では4時ごろから雨マークが出ていたが、まだ雨は降りそうにない。

JRの線路の下をくぐって東口方面へ。

「スリック」に顔を出す。

紅茶のシフォンケーキを注文して、紅茶はお任せで。マダムはキームンを選んでくれた。

紅茶シフォンには本来カスタード入りのクリームなのだが、それはもうなくなってしまったので、普通の生クリームで。今日もお客さんがたくさん来たそうで、閉店間際に来るとケーキがなくなっていることもあるから、ケーキがあるだけでよしとしなくてはならない。

マダムはこれから梅sシロップの仕込みに入る。

梅と砂糖の比率は1:1。梅、砂糖、梅。砂糖・・・と交互に重ねていく。これ以外に何も入れない(梅酒を作るわけではないので)。梅から出た水分だけでシロップができる。これがかき氷のシロップになる。店に出るのは7月中旬くらいからかしら。

では、失礼します。東京もいよいよ梅雨入り間近ですね。

今日は雨は降らないようである。

帰宅すると、昨日アマゾンで注文したスマホケース(右)がもう届いていた。

卒業生のユウコさんから、産後2週間目のスリーショット写真が送られてきた(私がリクエストしたのである)。アオバちゃんと比べて、ミワちゃんがすっかり「子ども」らしくなっている。

夕食はカレーライス。

食事をしながら『コントが始まる』第8話(録画)を観る。ついに来週で最終回か。初回を観たときは、最後のライブで起死回生の出来事が起こって突然売れるという逆転物語の線もあるかもと思ったが、そうではなく、夢を追ってきた人生に幕を下ろして人生の次のステージに向かっていこうとする若者たちの物語なのだということが明確になっていった。リアルなテーマで、ナチュナルな台詞回し。それがこのドラマの魅力だ。

風呂から出て、今日の日記とブログ(写真の選択)。

夜更かしをして、3時近くに就寝。