9時、起床。
グラノーラ(+牛乳)、サラダ(+ハム、バナナ)、紅茶の朝食。
昨日のブログを書いてアップする。
講義原稿を書く。
2時過ぎに昼食をとりに家を出る。玄関先のバラの花。
今日は「燈日(あかりび)」へ行こう。多摩川線に乗る。
一つ目の矢口渡で下車。
駅前の商店街。
「リヨン モアール」で朝食用のパンを買う。3時を過ぎると売り切れになることがあるので、「燈日」に行く前に買うことにしている。
あるカフェの店先の黒板。『珈琲いかがですか』を連想させる。もし「燈日」が満席だったらこちらに来よう。
「燈日」に到着。
ちょうどエアポケットのように空いている時間帯だった(それからほどなくして満席になった)。
注文を済ませてから鞄に入れてきた中村倫也『THE やんごとなき雑談』を取り出す。
自意識というものはつくづく厄介だ。そんなものはとうの昔に捨ててきたと思っていたが、まだそこかしこで唐突に顔をを覗かせる。例えば先日も某作品の共演者たちと飲みに行ったとき、隣に座った先輩女優が「今週の××のシーン撮ってる時、ピリピリしててゴメンね~。実はカクカクシカジカでさ、倫也に気を使わせちゃったなあって。気付いてたでしょ?」。全く身に覚えのないエピソードである。だが次の瞬間には「いやあ、大変そうだなって思ってました」とわかったフリをしている良き後輩ヅラの僕がいる。怖い。その数十分後、向かいに座った後輩女優が「昼休み開けから眠くて眠くて集中できなくて、倫也さんと目が合った時、バレてる~って焦りました(笑)」。彼女は何を言っているんだ? 目なんか合ったか? しかし次の瞬間には「ね。ふわふわしてなね~。でもそんな日もあるよ」と頼れる先輩ヅラしてうなづいている僕がいる。超怖い。いったい俺はどう見られたいのだ? 三十歳を過ぎて、まだモテたいんか? というかなぜ彼女たちは俺を事情通だと思い込んでいる? 俺なんてボーっとしているか自分の台詞に追われてあっぷあっぷしてるか、だいたいそのどちらかなのに。過度な期待は遠慮願いたい。カッコつけてしまうから。そしてまた家に帰って、ひとり頭を掻き毟ってしまうから。(「自意識の塊、夜の空を飛ぶ」より)
いわゆる自己分析であるが、達者な文章である。
注文した料理が出てきた。鯵の竜田揚げ 香味ネギソース(定食)。
鯵はふっくりサックリ揚がっている。香味ネギソースが美味しい。
食後に抹茶のパンナコッタ(本日のきまぐれスイーツ)とブレンドコーヒー。コーヒーには砂糖とミルクが付いてきたが、スイーツと一緒のときはブラックで。甘味と苦みでちょうどいいのだ。抹茶のパンナコッタは予想以上の美味しさだった。
食べ終わって(コーヒーは3分の1くらい残しておいた)、本の続きを読む。食べながら読むということができない。箸を使う食事のときはとくにだ。
1時間ほど滞在して店を出る。
帰宅して、4時からリモート会議。今日の午前中に急遽開くことが決まった会議である。メールであれこれやっているよりリモート会議で集中してやった方がよいときがある。
会議は1時間ほどで終了。
講義原稿の続きを書く。
夕食はサーモンとイクラ丼、温泉卵、味噌汁。
海鮮親子丼である。ご飯は酢飯である。ふつうのご飯で作るより格段に美味しくなる。
デザートはメロン。
食事をしながら『コントが始まる』第8話。マクベスのマネージャー楠(中村倫也)の出番が今日はいつになく多かった。『珈琲いかがでしょう』がクランクアップしたから、ということもあるのだろう。
風呂から出て、『山下達郎のサンデー・ソングブック』をタイムフリーで聴きながら、今日の日記を書く。
『眠れない貴女へ』(村山由佳)をライブで聴きながら、今日のブログ。
2時、就寝。