8時半、起床。
トースト、ウィンナー&エッグ、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。
昨日の朝刊に載っていた訃報記事。声優の若山弦蔵さんが亡くなった。88歳だった。記憶に残っているのは、「007」シリーズのショーン・コネリー、『スパイ大作戦』ピーター・グレイブス、それと『バークにまかせろ』のジーン・バリーの声である。
個人的には彼が朝日新聞の「私の転機」シリーズに書いた「忘れえぬ近江氏の苦言」というエッセイを覚えている。彼がNHK専属札幌放送劇団で頑張っていた(あるいはくすぶっていた)とき、東京から講師でやってきた演出家の近江浩一氏に「声だけ褒められているような役者は三流だ」と苦言を呈され、奮起した彼は本当に勝負する場を求めて上京するという話である。彼はそのとき24歳だった。転機の物語にはいくつかのタイプがあるが、彼の転機の物語は「脱出型」。「生活史における転機の研究」(1989)という論文の中で私は若山さんの事例をとりあげた。いまでも授業の中でとりあげることがある。ご冥福をお祈りいたします。
あれこれ調べ物をしていて、昼食を食べに出るタイミングを逸してしまった。カップ麺で済ませる。
さらに調べ物をしていて、散歩に出るタイミングも逸してしまった。せっかく今日は「5月のような6月」だったのに。
カメラで夕日をフォーカスしたら、木星の表面のように見えた。
夕食は肉じゃが、チーズ笹かまぼこ、蕪とエノキタケ、野菜と麩の味噌汁、ごはん。
今日の肉じゃがは牛肉だった。肉をお替りする。
デザートはキウィ。
食事をしながら『大豆田とわ子と三人の元夫』第8話(録画)を観る。前回に続いて今回も、元夫ではなくて、もしかしたら新しい夫になるかもしれない小鳥遊(たかなし)=オダギリ・ジョーにフォーカスがあたる。
風呂から出て、今日の日記とブログ。
1時、就寝。