9時15分、起床。
トースト、ハム&エッグ、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。
今週の『おかえりモネ』。モネが里帰りをした一週間だったが、モネが島を離れた事情が伝わってきた。
モネの妹ミチを演じている蒔田彩珠(あじゅ)という役者、なかなかのものである。ふんわり(ぼんやり)したところのあるモネと違って、思春期のヒリヒリした(自分でも持て余している)自意識を周囲にぶつけている。
このときはモネが上手に緩衝材の働きをしてくれたが、ミチが自分をもっとコントロールできるようになり、モネが自己肯定感をもてるようになることが、このドラマの家族心理的ストーリーであるようだ。いや、話は姉妹だけではなく、父親、母親、祖父それぞれも乗り越えるべき課題を抱えている。モネが「おかえり」と言ってもらえるためには、モネ自身の頑張りだけでなく、モネに「おかえり」と自信をもって言える人間に家族がならなければならないだろう。
昨日のブログを書いてアップする。
講義原稿を書く。
晴れてはいるが、数日前の雲一つない真夏日の空とは違う。そろそろ梅雨入りが近づいているかな。
2時半ごろ、昼食をとりがてら散歩に出る。
カメラの修理を山田電機に依頼する用事があったので、大井町に行く。
昼食は『丸八』で食べることにする。
入口に近いカウンター席に座る。若旦那の仕事する姿がよく見える場所だ。カツサンドを注文する。お通しのキャベツの漬物。
皿盛のキャベツ。
自家製マヨネーズを注文する。
カツを揚げ、トーストを焼き、辛子を塗り、パンのサイズに合わせてカツの両端を切り、パンの上に載せ、切った両端の部分は断面が外に来るようにパンの端に並べる。そしてもう一枚のパンを上に載せ、対角線上にサクッと包丁を入れる。すべての動きが滑らかで、何かの舞台を見ているようである。
そして出てきたカツサンド。美しい。
ビニールカーテンを間に挟んで、若旦那と雑談をしながら食べる。彼は本当に話が上手い。語り口が噺家のようである。「とんかつ亭〇〇」という名前をもっているんじゃないかと思うほどである。
彼の息子さんは高校を卒業してある有名とんかつ店で修業をしているが、一年経ってもまだとんかつを揚げさせてもらえないそうである。「丸八」の創業は昭和30年。家族経営の店には宿命的に後継者問題がつきまとうが、「丸八」は安泰だ。
カツサンドに使うパンは地元の「フランス屋」という家族経営のケーキ屋さんから仕入れているそうである。いま流行りのふわふわパンとは対照的な密度のあるしっかりしたパンである。
このあたりの地形は面白い。長くいる店員さんも交えて、そんな話もした。
ごちそうさま。美味しくて、そして楽しかったです。また来ますね。
食後のお茶は「ポッタリー」で飲もう。飲み屋街を通る。
線路沿いの崖の上の桜並木。この崖下の平地は江戸の末期、お台場を作るときの土を採取した跡地らしい(さきほど聞いた話)。
ひさしぶりの「ポッタリー」。
先客はいなかった。今日は暇だそうである。
お気に入りの窓際の席に座る。
「ロイヤルミルクティーかしら?」とマダムが聞かれたので、「はい」と答える。コーヒーでもよかったのだが。
マダムとおしゃべりをしていると、常連客が入って来たので、三人でおしゃべり。
5時になる前に店を出て、線路の向こう側に行く。
三又通り商店街にある「フランス屋」へ行ってみることにした。
これが「フランス屋」か。想像通りのたたずまいだ。「ケーキ&ブレッド」とある。
「いま、とんかつの丸八さんでカツサンドを食べてきたんですが、パンはこのお店から仕入れていると聞きましてやってきました。」
「ああ、丸八さんね。食パン、最後の一個が残ってますよ」と奥様が言った。
「最後の一個ですか。よかった!」
ついでにアップルパイ(ピース)を2つ購入。
山田電機(AV・デジタル館)へ行く。
6階の窓口でカメラの修理を依頼する。レンズ部分の開閉がうまく作動しなくなってしまったのである。
ついでい2階のスマホ売り場で、スマホのケースを購入しようと思ったが、機種が古くて(4年前に購入して機種変はしていない)ぴったりサイズのものがなかった。アマゾンで購入することを勧められる。ポイントで購入したかったのだが、しかたない。そうしよう。
蒲田に戻り東急プラザの「くまざわ書店」で『大豆田とわ子と三人の元夫』のシナリオ本(第一巻)を購入。
家の近所の専門学校のキャンパスのベンチで『THEやんごとなき雑談』の最後の章と「あとがき」を読む。
広場には韓国人の数組の家族とブラジル人の数組の家族、そして(たぶん日本人の)若い女性がダンスの練習をしていた。昔見た『フラッシュダンス』という映画のワンシーンを思い出した。
帰宅して夕食までの時間、講義原稿を書く。
夕食はサーモンのソテー野菜あん掛け、玉子豆腐、タラコと昆布の佃煮、ごはん。
デザートはアップルパイ。
食事をしながら『恋はDEEPに』最終回(録画)を観る。なんといったらいいか、「大人の童話」という言い方が一番ぴったりくるだろうか。来週、特別編があるらしい。乗りかかった船だ。観よう。
『福山雅治 福のラジオ』をタイムフリーで聴きながら、今日の写真の整理(ブログで使う写真のチョイス)。
風呂から出て、『桑田佳祐のやさしい夜遊び』をライブで聴きながら、今日の日記。
本日提出されたレビューシートのチェック。週末の提出は少ないので、のんびり読める。
2時、就寝。