今回は特にどうでもいい話だ。FF14のキャラメイクで悩んだ人なら、あるいは共感してくれるかもしれないが。
話はサブ子誕生まで遡る。
ミコッテのムーンキーパーは、肌の色が白~青で選択の幅が狭い。サブ子は一番まともそうな左上の白を設定していた。
しかし、実際に使い始めると、暖色系の光源下でもない限り、肌が青白く不健康に見えるのが気になった。ものすごく気になった。当ブログの「比較論的FFオンライン」という記事に、その初期サブ子の生気のない写真が載っている。
ネットで調べると、左下の白のほうが、ほんの僅かだが暖かみがあるという。キャラ作成画面ではよーく見ないとわからない程度に赤っぽい白なのだが。
髪型やフェイスペイントなどは、ゲーム内で2000ギル払えばいつでも変更できるのだが、肌の色はできない。海外の人種差別関係が絡んでるらしい。
肌の色を変えるには、キャラクター編集からやる必要がある。既存のキャラでそれをやるには、幻想薬という課金アイテムを使う。値段は1100円。
ちょっと悩む金額である。やりたいことは、ほんのわずかに肌の色を明るくするだけで、しかも実際に効果があるかどうかもわからないのだ。
そこで、テストすることにした。サブ子と同じ外見で肌の色だけ左下のメスッテを新規で作って、実際にゲーム内で動かしてみるのだ。
そのテスト子は、せっかくなので「光のお父さん」のマイデイーさんたちがいるグングニルワールド(サーバー)に作ることにした。
FF14は日本の場合、3つのDC(データセンター)に別れている。メイン男やサブ子がいるサーバーはガイアDCで、グングニルサーバーはエレメンタルDCにあるため、ワールド間テレポで行き来できないのだ。その頃、劇場版「光のお父さん」公開記念で、使われたFCハウスをグングニルサーバーで解放してたりもした。そういうのを見に行くために、テスト子はグングニルに作ろうと。
髪型と髪の色以外、現サブ子と同じテスト子。
で、結果として肌の色は変更した方がよい、となり、幻想薬を買った。ついでに鼻も少し高くした。
テスト子で入ったときはサーチかけてみるのだが、マイディーさんは一度も引っ掛からなかった。彼らのFCハウスを見に行くためには冒険者住宅地を解放する必要があり、そのためにはある程度ゲームを進めなくてはならない。テスト子でイチからやり直す時間はない。彼女は弓術士レベル3のまま放置された。
それから約一年。コロナ自粛と延期された次パッチまでの「ナギ節」のため、サブ子もメイン男もやることがなくなってきた。探せばいくらでもやることが見つかるゲームではあるが、毎日2人合計7時間以上インしてたら、さすがにマンネリ化してくる。
そこで、テスト子とは別にグングニルサーバーにアウラレン女性のキャラを作った。テスト子は顔がサブ子と同じでやる気が出なかったけど、違う種族なら行けると思ったのだ。
だが、このアウラレンは顔が平面的でいまいちだった。キャラメイク時はかわいいと思ったんだが。
アウラ顔1ファンの人ごめん。この子は僕には合わなかった。
ならばと、今度はヴィエラ族をグングニルに作った。ウサ耳種族で女性しか設定できない。彼女の冒険については別の記事で書く(たぶん)。
そのウサ子は巴術士にしていた。開始都市は(巴術士ギルドがある)リムサロミンサである。FCじょびネッツァ本部はラベンダーベッドにあるはず。ウサ子がグリダニアに行けるようになるまで、途方もなく遠い道のりがある。
3人目の主人公?メイン男の転生体?とも言われるウサ子。
しょうがないので、グングニルに今度はエレゼン女性を作った。もうなんか新しい女性キャラ作成祭りになっている。種族が違うと仕草やエモートが違うので、知らないやつを動かすと楽しいんだよね。
そのエレ子は弓術士にして開始都市をグリダニアにしたのだが、ラベンダーベッド解放がレベル10からと知って速攻挫折。垂れ目にして眉も優しいのにしたら、常に寂しげな表情の子になってしまったのもある。
エレゼンは頭身がおかしい。顔ちっちゃ!体長っ!
なんかキャラクリハイになってしまい、関連サイトを片端から見ていると、アウラゼラ女子の作例で「これはッ」と思うのに出会った。これは作りたい。アウラでリベンジしたい。
で、なぜかもう1つのDC、マナDCに作例を真似たアウラゼラ女子を作った。ジョブは格闘士(モンク)で、ウルダハからスタートである。
だが、ちょっと使ってみて、なんの意味もないことに気付いた。マナDCには会ってみたい有名ヒカセンも友人もいない。何やってんだ俺。
マナDC駐在という、現状なんの意味もない役職に就かされたアウラゼラ子。
だが、アウラ女子のモーションは良かった。格闘士だったのもあるが、動きにキレがある。ヒューラン男子(メイン男)やミコッテ女子(サブ子)も速いが、ゆっくり動き出して加速する感じだ。アウラは初動から速い。
まあ敵にヒットするまでの時間は同じだと思うけどね。
うーん。
ここまでの新キャラ祭り、当然ながら、レベル1からなわけである。毎回操作設定、最初のクエストをやり直してる。僕の場合、ベテランリワードというアカウントごとに貰える装備を、キャラ作るたびに受け取らなきゃならない。その中のレオンハート装備がレベル1から装備の中では抜きん出て強いから。しかし、毎回モグレターまで取りに行くのも面倒。強いのはいいが、どのキャラも全員レオンハートを着させてて、それも面白くない。
いっそメインを幻想するか。
メイン男は新生編メインクエストのクリア報酬で幻想薬を1つ持っている(サブ子は冒険録を使ったので持ってなかった)。使ったら戻れなくなるかもと思って、何かの弾みで激しくやる気になるときまで温存していたのだが、そのときが来たのだ、と思った。
前述のウサ子は、メイン男と背格好が似ていた。ヴィエラはもともと背が高く、体格もヒューラン男子くらいにはしっかりしている。かつ、ウサ子は金髪で、後ろから見てると(操作中は基本的にキャラの後ろ姿を見続けている)、まるでメイン男が朝起きたらウサ耳女子に転生してました的な面白さがあった。
メイン男が幻想するなら、この子にだったなー。これならFCメンも会ったとき違和感ないだろう(そうか?)。
でも、僕はあのアウラゼラを使いたいのだ。
ウサ子が何もしてなかったら、消してグングニル駐在はアウラゼラにし、メインの幻想を金髪ヴィエラにしても良かったのだが、ウサ子はクエストを進めてしまっていた。別記事になるくらいには。
やむを得ずメインをアウラゼラに…ではなかった。止むを得ずと言うにはドキドキしすぎている。ドキドキしながら、メイン男で幻想薬を飲み、ロウェナ会館の人が来なさそうな部屋で全裸になった。一旦ログアウト。例のアウラゼラ作例を見ながら設定して再ログイン。アウラゼラ女子に生まれ変わったメイン男が全裸※で登場した。
分かっていたけど慌てる。急いでギアセットから白魔道士を選んだ。男のときは脚装備は普通に黒いズボンだったのに、女になるとガーターだった。パンツ丸見えで外に出てしまった。ひええ。急いで適当なズボンでミラプリした。
あぶねえわ。男と女で装備の形状が変わるのは知ってたし、サブ子を長年使ってるのに、こんなことが起こるとは。やはり男として集めて使ってきた装備を、同じ気分で女で着替えると、大変なことになる。習慣から変えなくてはならない。これはもう、目が覚めたら女だった、君の名は。状態である。
※全裸全裸と書いているが、厳密には下着姿。
男では恥ずかしくて着れなかった白魔道士の装備もこのように利用可能。だが、この目は…。
サブ子も含めて、散々女子キャラを使ってきたのに、なんだこのドキドキ感は。今まで男として着ていた装備を女で着るこの背徳感? メインが持ってる装備はサブ子も持ってるのが多いのに、なんでこうも感じかたが違うのか。
かったるいルーチンの蛮族クエストも楽しい。一つ一つの動きが新鮮。水蛇のマウントは、跨るんじゃなく上品にお座りするんだな。男だともさっとした旧ソ連兵みたいなタンクミラプリ用ガゼル装備も、アウラ女子だと華奢な子が無理してるようで逆にイイ。そういうのも、レベル1からの新キャラでは分からないところだ。ナギ節でモチベ落ちてるっていう人は、幻想するといいかもです。
そうやってドキドキしながら君の名はプレイしてたのだが、気付いてしまった。目がキツすぎる。作例と見比べながら作ったのだが、目は3ではなく比較的垂れ目の2だったかも。瞳の縁の光るとこをやめたら多少柔らかくなったが(そこはゲーム内美容師で可能)、これはあのアウラゼラではない。
次にメインを幻想するのは元に戻すときのはずだったが、目を2にするだけの幻想薬を買うことになりそうだ。
今度は間違えないようにしなければと、ガイアDCに目を2にした同じアウラゼラを作成して確認。多分これでいいはずだが、今度は瞳の大きさで迷いが生じた。デフォルトの「大きい」にしてるが、例のやつは小さいような気もする。白目部分が微妙に広いような。
さらにここへ来て、最近インしてないFCメンバーにそっくりの人がいることに気づいた。アウラゼラは顔4一択という風潮なので仕方ないと割り切るか、どうせ幻想するならツノが白いアウラレンにするか。アウラレンの顔4はゼラの顔4と同じに見えるけど、本当にそうなのか。ツノや鱗が白いとパーツ形状が同じでも微調整が必要なのでは。その辺を確認するために、また確認用アウラレン作った方がいいのか。
長くてどうでもいい話ですいません。でも教訓もあった。
大きな変更を行う前には万全の調査をすべき。
そして、どんなに準備しても全ての項目を漏れなく確認できない(ミスはある)
顔4目2の確認のために作ったアウラゼラ子。これでいいはずだが。
斜め上からの比較用ショットも撮って万全かと思いきや、今度は瞳の大きさでまた迷っている。キリがない。