映画館をチェックしたら3Dは吹き替えが多くて・・・字幕版で時間帯もよかったので
TOHOシネマズMM横浜で鑑賞しました。
今まで、3D映画は109シネマズで観ることが多かったので、マイ3Dメガネを持参したのですが
TOHOシネマズでは専用の重いメガネを着用とのこと。
近視のメガネの上に3Dメガネを付けるので、後半は重さが気になって・・・指で支えました。
その上みぞれ降る寒い日だったからか、後半トイレに行きたくなって…集中力が落ちました
*********************
ラ イ フ ・ オ ブ ・ パ イ
トラと漂流した227日
*********************
< ストーリー >
1976年、インドで動物園を経営するパイの一家はカナダへ移住するため動物と共に日本の貨物船で
太平洋上を航行中、嵐に遭遇し船は難破してしまう。唯一生き残ったパイが乗り込んだ小さな救命ボートには、シマウマ、ハイエナ、オランウータン、そしてベンガルトラが乗っていた。
ほどなく、ボートにはパイとベンガルトラだけが残る。
残り少ない非常食、肉親を失った悲しみと孤独、そのうえ空腹のトラとの危険極まる共存の中
知恵を絞るパイ。彼は助かることができるのか…。
原作はカナダの作家ヤン・マーテル。
英国でブッカ―賞を取った文学作品だったのですね。
吹き替えが多いことから子供向けなのかなぁ?と思いつつ、トラと漂流した少年の冒険譚と思ってみたら・・・
えっ、どういうこと?っと混乱。
見終わってからあれこれ思い出しつつ考え込んでしまいました。
子供の頃の話に随分時間が割かれていて、
彼がπ(パイ)と呼ばれるにいたったストーリーや、彼のユニークな宗教感、
動物園を経営する父から学んだ猛獣との距離感など、
トラとの漂流譚に生きてきます。
その素晴らしい映像美と、トラとの駆け引きのなかでみせるパイの知恵に、
すっかり魅了されていると・・・ある島にたどり着き上陸。
これで何とかなるのかな?と思ったらミーアキャットが大量に生息する浮き島。
ミーヤキャットって・・・アフリカのサバンナに生息やなかったっけ?
これって、やっぱりファンタジー系?と思った途端に・・・えっ、そんなこと、あり~!?
トラと共に、またまた海へ漕ぎだすパイ。
そしてメキシコにたどり着き救出される。
トラのリチャード・パーカーは何の未練もなく藪へと消え・・・。
メキシコのベッドで日本の保険会社の調査員に信じがたい冒険譚を話し、
信じてもらえないと知るやもう一つの話をするパイ。
これもまた、信じられないような話。
大人になったパイが彼の人生をカナダ人作家に語る。
本当のところはどうなんだろう?
実話ではないようなので、本当はなんてこと自体ナンセンスなのでしょうが、
無力な人間が自然と対峙し空腹と孤独という極限状態に追い込まれるであろう「漂流」という
シチュエーションの中で、何が起こるのか?
人間の業をファンタジーという形式を持って「sugarcoat」したお話のようです。
sugarcoat・・・オブラートで包むというより、一見ファンタジーに見える「砂糖がけ」。
ファンタジーと思ってみたら・・・何やこれ?
最初からしっかり見ないとわかりません。
もう一回、目をかっほじってしっかり見てみたい映画でした。
美しい映像を楽しむのもいいけれど、美しさに騙されたらあかんねぇ。
なかなか深い、大人向けの映画でした。
CGを駆使した本物と見まがうベンガルトラ。
シマウマとかハイエナとか・・・あやぁーーーというシーンがありますが、CGですよね?
でないと、動物愛護団体から糾弾されますよね。
最近、フランスの税金の高さに、ロシア国籍を取得したことで話題になった
ジェラード・ドパリュデューがコック役でワンシーン登場します。
TOHOシネマズMM横浜で鑑賞しました。
今まで、3D映画は109シネマズで観ることが多かったので、マイ3Dメガネを持参したのですが
TOHOシネマズでは専用の重いメガネを着用とのこと。
近視のメガネの上に3Dメガネを付けるので、後半は重さが気になって・・・指で支えました。
その上みぞれ降る寒い日だったからか、後半トイレに行きたくなって…集中力が落ちました
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ラ イ フ ・ オ ブ ・ パ イ
トラと漂流した227日
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< ストーリー >
1976年、インドで動物園を経営するパイの一家はカナダへ移住するため動物と共に日本の貨物船で
太平洋上を航行中、嵐に遭遇し船は難破してしまう。唯一生き残ったパイが乗り込んだ小さな救命ボートには、シマウマ、ハイエナ、オランウータン、そしてベンガルトラが乗っていた。
ほどなく、ボートにはパイとベンガルトラだけが残る。
残り少ない非常食、肉親を失った悲しみと孤独、そのうえ空腹のトラとの危険極まる共存の中
知恵を絞るパイ。彼は助かることができるのか…。
原作はカナダの作家ヤン・マーテル。
英国でブッカ―賞を取った文学作品だったのですね。
吹き替えが多いことから子供向けなのかなぁ?と思いつつ、トラと漂流した少年の冒険譚と思ってみたら・・・
えっ、どういうこと?っと混乱。
見終わってからあれこれ思い出しつつ考え込んでしまいました。
子供の頃の話に随分時間が割かれていて、
彼がπ(パイ)と呼ばれるにいたったストーリーや、彼のユニークな宗教感、
動物園を経営する父から学んだ猛獣との距離感など、
トラとの漂流譚に生きてきます。
その素晴らしい映像美と、トラとの駆け引きのなかでみせるパイの知恵に、
すっかり魅了されていると・・・ある島にたどり着き上陸。
これで何とかなるのかな?と思ったらミーアキャットが大量に生息する浮き島。
ミーヤキャットって・・・アフリカのサバンナに生息やなかったっけ?
これって、やっぱりファンタジー系?と思った途端に・・・えっ、そんなこと、あり~!?
トラと共に、またまた海へ漕ぎだすパイ。
そしてメキシコにたどり着き救出される。
トラのリチャード・パーカーは何の未練もなく藪へと消え・・・。
メキシコのベッドで日本の保険会社の調査員に信じがたい冒険譚を話し、
信じてもらえないと知るやもう一つの話をするパイ。
これもまた、信じられないような話。
大人になったパイが彼の人生をカナダ人作家に語る。
本当のところはどうなんだろう?
実話ではないようなので、本当はなんてこと自体ナンセンスなのでしょうが、
無力な人間が自然と対峙し空腹と孤独という極限状態に追い込まれるであろう「漂流」という
シチュエーションの中で、何が起こるのか?
人間の業をファンタジーという形式を持って「sugarcoat」したお話のようです。
sugarcoat・・・オブラートで包むというより、一見ファンタジーに見える「砂糖がけ」。
ファンタジーと思ってみたら・・・何やこれ?
最初からしっかり見ないとわかりません。
もう一回、目をかっほじってしっかり見てみたい映画でした。
美しい映像を楽しむのもいいけれど、美しさに騙されたらあかんねぇ。
なかなか深い、大人向けの映画でした。
CGを駆使した本物と見まがうベンガルトラ。
シマウマとかハイエナとか・・・あやぁーーーというシーンがありますが、CGですよね?
でないと、動物愛護団体から糾弾されますよね。
最近、フランスの税金の高さに、ロシア国籍を取得したことで話題になった
ジェラード・ドパリュデューがコック役でワンシーン登場します。