映画の話でコーヒーブレイク

映画の話を中心に、TVドラマや旅行の話などを綴ります

カウボーイ&エイリアン

2011-11-03 | 映画 か行
前売り券を買ってこんなグッズをいただきました。
LEDライト付きのリングです。
          
             青く光ります。



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       カ ウ ボ ー イ & エ イ リ ア ン


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 < ストーリー >   goo映画さんより
19世紀末の西部アリゾナ。一人の男が荒野で目を覚ます。男は記憶を失い、自分が誰かもわからない。
しかも腕には奇妙な腕輪がはめられていた。彼は町にたどり着くが、そこはダラーハイドという牧場主に
支配されていた。その夜、西部の夜空に謎の飛行物体が現れ、町の住民たちをさらっていく。
それに対抗できたのは、男の腕輪の武器だけだった。
さらわれた町の人々を救い、そして自分の記憶を取り戻すため、男は侵略者たちを追う…。

             

タイトルを見たとき、正直一抹の不安は感じました。
     でも・・・この製作メンバーにこの出演者だよ~。
10月22日公開で2週目なのに、80人収容のこのサイズの劇場?
     先週から3Dとか公開作が多かったから・・・ねぇ?
11月3日祭日なのに、この入り???

不安は的中。前売り券を買う前にちょっとは情報を入れておくべきでした・・・。反省。


原作は伝説の「ビジュアルブック」・・・?
「ビジュアルブック」って何ですか?
「グラフィックノベル」? 大人の読者向けの劇画という理解でいいんでしょうか?

チラシには
 スピルバーグが遂に念願の映画化!
 ダニエル・クレイグ&ハリソン・フォード豪華タッグ
 こんな映画見たことない!
というフレーズ。

        
確かに・・・贅沢っちゃぁ贅沢です。
プロデュースをスピルバーグ、
製作に「アポロ13」や「ダ・ビンチコード」などヒットメーカーのロン・ハワード、
監督には「アイアンマン」シリーズのジョン・ファブロー、
主演に007のダニエル・クレイグとインディー・ジョーンズのハリソン・フォード、
加えて「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド 」のポール・ダノや
「グリーン・マイル」のサム・ロックウェル、「父親たちの星条旗」のアダム・ビーチ、
こんな豪華メンバーで、こんなB級映画を作るなんて・・・。
ダニエル・クレイグはカッコイイし、謎の女エラを演じるオリヴィア・ワイルド美人だけれど・・・。
もったいない!
いくらスピルバーグのオファーでも断ろうよダニエル&ハリソン。

   

西部劇人気凋落に加え、
インディアンを悪者に描くなんてもはや許されないし、
西部劇やってみたいけど・・・じゃぁ、エイリアンを悪者にしちゃぇ~みたいなノリやないの。

「西部劇とSFアクション。アメリカのかつてのお家芸と現代のお家芸。
 皆に愛される両ジャンルが合体したらどうなるのか?」ってチラシに出ていますが・・・失敗やね。
良いものと良いものを合わせたらもっと良いものができるか?って・・・
残念ながらそうはならんかったねぇ。

西部の荒野を「エイリアン」や「プレデター」によく似た地球外生物がウヨウヨ登場。
宇宙船で地球に来て巨大な基地を建設し縦横無尽に飛ぶ飛行物体を操るわりには
知的生命体らしくなく、例によってベトベトした液体を出したり、お腹?が割れて手が出てきたり・・・。
マジ~?
あんな飛行物体飛ばすのに、19世紀の人間とあんな戦いで負けるか?!

「インディペンデンス・デイ」を見終わった時と同じガッカリ感。


この前見たアニメ「ランゴ」の方が、よっぽど西部劇らしい西部劇でした。
「ランゴ」を実写にして、「カウボーイ&エイリアン」をアニメにしたらよかったかも?




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