映画の話でコーヒーブレイク

映画の話を中心に、TVドラマや旅行の話などを綴ります

バービー展@松屋銀座

2011-01-05 | 展覧会
子供の頃、お人形遊びをした記憶があまりありません。
そんな私でも、一応リカちゃん人形は持っておりました。
ツンとすました大人っぽいバービーちゃんより、やっぱりかわいらし系リカちゃんの方が子供受けしますよね。
でも、お人形より人形の付属品ミニチュアの家具や調度品などに心奪われておりました。
母のお雛様のお道具に心ときめいたもんです。そういえば久しく目にしていないなぁ~。
と、わたくしごとは置いといて・・・。
 
               すべて会場の外に展示されていたものです 
        
   スタジオで写真撮影中 この赤毛は・・・パトリシア?          美容院でドレスアップ
              
バービーファンだったわけではないのですが、割引券があったので最終日(昨年の12/27)に滑り込みました。
まぁ~、小学生から年配の方まで広い年齢層に加え、外国の方や若い男性まで、大賑わいでした。

バービーちゃんはアメリカの玩具メーカーマテル社の人形で、2009年3月9日の生誕50周年では世界中でバーステーパーティーが開かれ、日本では帝国ホテルで「Barbie ピンクセレブレーション! 50周年記念発表会’09」が開催されたそうです。
それに、2009年9月に横浜人形の家ミュージアムで50周年記念展やってたのね知らなんだ・・・。

バービーちゃんのフルネームご存知ですか? バービー・ミリセント・ロバーツです。
初代バービーは1959年、ニューヨークのトイフェアでデビュー、発売時の価格は水着を着た状態で3ドルだったそうです。(お洋服は別売りです)
それに、何と!1970年代初頭までバービー本体もお洋服も日本で製作し横浜から出荷されていたとは。
当時日本人は「手先が器用で低賃金」だったからって隔世の感がありますねぇ。

50年にわたる人形の変遷ではありますが、その時代時代の世相を反映した「ファッション史」であり、
女性が社会進出しキャリアの幅を広げていく「女性史」、「風俗史」になっているのです。

          
          初期のシリーズ       60’70’のモッズファッション 
            アストロノーツ・バービー  

  
   ダナ・キャランはちょっとピンボケ               ディオールにバーバリー

現在、ディオール、ダナ・キャラン、アルマーニにジバンシー、ヴィヴィアン・ウエストウッドなど
トップデザイナーとのコラボしたデザイナーズシリーズ、ハリウッドセレブシリーズ、
陶器のポーセリンシリーズ、民族衣装シリーズなど、多くのレーベルがあるようです。
50周年にはブルカ(イスラムの目だけ出す女性の衣装)を着たバービーが登場しちょっと話題になりました。

衣装だけでなくお顔もどんどん変わっているのです。恋人のケンの顔に変遷があるのにビックリです。
因みに「トイ・ストーリー3」に登場したケンは80年代2代目ケンではないでしょうか?
「トイ・ストーリー3」でのケンには笑わせてもらいました。

バービーとケンの恋愛模様もなかなかです。
数年前のバレンタインデーに破局、その後バービーはオーストラリア人のブレインという新恋人が登場するも、ケンが復縁を望んでいると発表されたとか。
こんなリアルなストーリーがあったとは・・・人形とはいえあなどれません。

何かと発見の多いバービー展でした。人形の世界も奥が深~いなぁ~。

        
         

      パッケージのイラストがスタイリッシュでステキです



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